ここ数日、「YouTubeの検索フィルタが使えなくなった!」との報告が相次いでいます。
膨大な数の投稿から目当ての動画を探すために不可欠な機能ですから、「フィルタに不具合が出ると、YouTube自体が思うように利用できない」と、切実な想いを訴えるユーザーが大勢いらっしゃいますね;
何が原因でこのような現象が起こっているのでしょう?
特に気になる解決策も含めてリサーチを進めました。
被害状況は思ったよりも甚大!?
検索フィルタの不具合はここ数日で発生したようですが、並び替えに「アップロード日」等を適用しても全て「関連度順」にて表示されてしまうので、最新動画をサクッとピックアップすることができなくなっています。
この状況は見る側だけでなく「投稿する側」にも深刻な影響を及ぼしており、関連度で上位表示に上がることが難しい新規~中堅チャンネルにおいては、完全復旧まで動画のアップを控える動きも出始めていますよ;
改めて「フィルタ機能って、YouTubeの根幹を支えていたんだな…」と思い知らされますね。
そして大変悪いことに、今回の症状はそう簡単には直らないとの報告が上がっているんです!
ちょっとした不具合や個人的な使用環境に起因するバグであれば、更新や再起動等の対応であっさり改善することもしばしばですが、ここ数日で起こっている現象に関してはほとんどのユーザーが見舞われていると明らかになっていますし、「どうやら個人レベルで講じることができる改善策はないようだ」との見解で一致しています。
原因は世界が震撼した「あの事件」か
余りに影響が大きいようでしたので、ふと「海外のユーザーも同じような感じなのかな?」と考えた私は、海外のサイトやSNS等にも目を通してみました。
すると、体感的には日本以上に騒ぎが大きくなっている様子でしたね。
多くの方から「フィルタ機能は壊れてしまったの!?」との声が上がっており、YouTube側が回答を行っているケースも見られました。
そこで公式のアナウンスをかいつまんで和訳してみると「ソート機能が作動していない件については把握しております。現在私たちは規約違反のコンテンツを取り除くために努力中です。作業を完遂するまでの皆さんのご理解に感謝いたします」といったことが記されていましたよ!
要は「違反動画の削除を進めている影響で不具合が起こっているよ。作業が終わるまではどうしようもないから、もうしばらく辛抱してね;」といったところでしょう。
やはり、待つしかないということです。
そしてこの度、一部機能が正常に作動しなくなるほどの大規模な削除作業が行われている背景には、3月15日にニュージーランドのクライストチャーチで発生した「銃乱射事件」の影響があると見られています。
こちらの事件に関しては犯行動画等の拡散に歯止めが利かなくなっており、Facebook、Twitter、YouTube等が削除作業を進めているとの表明を出しましたからね!
対応が思ったよりも難航しているのかもしれません。
事情が事情ですし、もうしばらく事の推移を見守りましょう。
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