最近、関ジャニ∞のメンバーである安田 章大さんが「変わった」という声をよく耳にします。
なるほど過去と現在の映像等を見比べてみると、可愛い系だった見た目はより個性的な風貌になり、外見のみならず歌い方まで以前とは違う気がしますね。
安田さんがこのような変化を遂げた背景には、何か理由があるのでしょうか?
大きな“心境の変化”が起こった?
実を言いますと、私は「ズッコケ男道」前後からしばらく関ジャニ∞にはまり倒していました^^;
今でも熱烈なファンとは言わないまでも、同グループのことはずっと応援しています。
さてそのころ(10年程度前)の安田さんは、服のコーディネート等で奇抜なセンスを披露することはあっても、ぱっと見はやはり「可愛い系」を貫いていましたね。
当時、ちりちりパーマにヒゲを蓄えたような今の風貌は想像もできませんでした。
一方で落書きっぽさを残しつつ、ポップさと社会性をはらんだ作品で高い評価を受けている早世の黒人画家・バスキアに興味を示すなど、そのうちにたぎるアーティスティックなパッションみたいなものについては、ファンも感じるところがあったのではないでしょうか?
ではそのような一面がなぜ今になって表出するようになったかといえば、やはり大病を経験したことが大きいと考えます。
安田さんが2017年2月に脳腫瘍(髄膜腫)の摘出手術を受けたことは、ファンにも衝撃を与えましたね。
当然ながら、ご本人にとっても病気の件はかなり大きな出来事だったらしく、“人生観が変わった”旨を報告しています。
そして病気を経た後の自分を分析し、「今の自分は自由だなって思える」と発言したこともありました。
このような状況から察するに、安田さんは脳腫瘍を含む様々な人生経験を積んで、「より素の自分でいよう」という考えに至ったのではないでしょうか?
歌い方が変わったのはなぜ!?
安田さんの歌唱力が抜群に優れている件は、ファンの間ですと周知の事実ですよね。
個人的には、ご本人が作詞作曲を手がけたソロ曲「わたし鏡」の印象が強いです^^
ただ以前の安田さんの歌は、良くも悪くも「クセがない」ものでした。
その見た目のようにピュアで、スーっと耳に馴染む歌唱を披露していましたよね。
とはいえ今になって思えば、メインボーカルの渋谷 すばるさんが相当特徴的な歌声だったので、彼を立て、グループ内での自身の役割としてハモリを意識した“個を主張しない”歌い方になっていたのかなという気はします。
というよりも渋谷 すばるさん・錦戸 亮さんという歌唱面の柱がいなくなり、“自分がもっと歌を通じて、グループや発表する作品のカラーを打ち出していこう”との意識が生まれたのかもしれません。
歌い方を変えること自体を本人が意識して行っているのか否かはよく分かりませんが、安田さんの性格上、いつも「グループにおける自身の役割」を考えながら起用に立ち回りに変化を付けている点は、間違いないでしょう。
また単純に年齢を重ねたことにより、声自体が太く、渋みのあるものになりましたね。
ちなみに現時点では「安田 章大は渋谷 すばるに歌い方を寄せてきた」と感じている方も多いようですが、本人も急激なグループ内の変化に試行錯誤を重ねているところでしょうし、彼を単なるすばるのフォロワーと断言してしまうことは、いささか早計であると考えます。
6人体制となって初の新曲「ここに」が、ロックバンド・WANIMAが提供する明るくエネルギッシュな一曲なので、とりあえず作品に合わせてソウルフル且つ感情を前面に出す歌い方を採用してみたという事情もありそうです。
とりあえず、毒舌のマツコ・デラックスさんをして「恋に落ちた」と絶賛されるほどに魅力的な安田さんの歌ですから、今後の変遷を見届けたいですね。
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