巨人・上原のプロテクト外しを分かりやすく解説!岩瀬式とは?

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巨人を自由契約となっていた上原 浩治投手が一転、巨人との再契約に至ったことを明らかにしました。

一連の流れを受けて、「FA制度の盲点をついたプロテクト外しではないか?」との批判が殺到していますが、ある程度の事前知識がないと、この問題の本質を理解することは難しいかもしれませんね;

ということで今回の記事では、過去に起きた事例なども紹介しながら、「プロテクト外し」の考え方について解説したいと思います。



一つでも惜しい貴重な「プロテクト枠」

(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/上原浩治)

巨人は今オフFAにて、西武・炭谷 銀仁朗捕手と広島・丸 佳浩外野手を獲得しました。

これに伴い、放出元の2球団は巨人に対して金銭補償or人的補償+金銭補償のいずれかを求める権利を得たため、巨人サイドは人的補償に備えて「28人のプロテクトリスト」を提示する必要があったのです。

プロテクトリストとは、巨人側が「この選手だけは勘弁して~」と、文字どおり「絶対に守りたい(獲られたくない)選手」を記載した名簿のこと。

西武と広島はこのリストから漏れてしまった選手を、人的補償として獲得できる仕組みなんですよ。

しかしこの28人というプロテクト枠は大変少ないため、かなり有望なラインにいる選手も全てはカバーしきれない実情があるのです。

そこで巨人が一旦上原選手を自由契約扱いにし、「プロテクト枠を消費しなくても獲られる心配がない」状態を意図的に作ったのではないか?との憶測が流れているわけですね。

もちろん、一旦自由契約にした選手と再契約を結ぶことについては、何ら問題はありません。

ただし今回に限っては、余りにもタイミングが悪すぎました^^;

時系列で並べると「上原自由契約→西武・広島に向けてプロテクトリストを提出→そのわずか2日後に上原と再契約」となっていて、かなり作為的なものを感じます。

上原は今回の流れには何の裏もないと主張していますが、結果として巨人が「一つプロテクト枠を得した」状態になっているじゃないですか!

「でも西武や広島は、今更上原を獲らないでしょう?」と言っている方もいますが、そういうことではないんです。

数少ないプロテクト枠の一つを上原に充てることで、リストからあぶりだされたかもしれない有望選手が、西武・広島のお眼鏡にかなう人材だった可能性があるという点こそ問題なんです;

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過去に起きた「岩瀬式」プロテクトとは?

(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/岩瀬仁紀)


そんなこんなで、一旦選手を自由契約にするという流れで成り立ってしまった今回のプロテクト外しは、「上原式」などと呼ばれています。

というのも、「正規のプロテクトを行なわずに実質的なプロテクトをする」という手法は、過去にも例があるんですよ。

こちらの件に関しては未確認な部分も多いのですが、その概要は、大野 奨太捕手(日本ハム→中日)のFA移籍に伴う人的補償に関して、日ハムサイドは中日・岩瀬 仁紀選手を指名したが、岩瀬選手が「日ハムに行くなら引退する」と発言したため、結局は金銭補償に切り替わった…というものです。

この騒動については「日ハムが大人の対応をしてことを収めた」との見方がされていますが、結果として中日は、プロテクト外選手の流出を防ぐことができたわけで…。

う~ん、上原式・岩瀬式ともにルール違反を行っているわけではないのですが、何ともモヤっとしたものを感じてしまいますね^^;

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