(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/鳥取市)

任期満了に伴う鳥取市長選挙は、3月18日告示され、25日に投開票が行われます。当記事では25日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、自民・公明与党の推薦を受ける、現職である深沢義彦氏(65)と、新人で共産党県東・中部地区委員長塚田成幸氏(54)の2候補で、現新一騎打ちによる選挙戦も、はや中盤戦に差し掛かっています。

なお、25日の投票時間は午前7時から午後8時まで(一部は午後7時まで)、17日時点での鳥取市選挙人名簿登録者数は、15万7,891人(男7万5,257人、女8万2,643人)となっています。

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最新の開票結果

当選 深沢義彦 37,187票
   塚田成幸 11,148票
投票率31.51%

最新の開票結果

現職と新人の2人の争いとなった鳥取市長選挙は、現職の深澤義彦氏が2回目の当選を確実にしました。

観光事業の「滞在化」や若手労働力の「流出防止策」が争点に

1期目途中の早い時期から、2期目続投への意欲を表明していた深沢氏は、応援に駆け付けた自民党の石破茂衆議院議員はじめ、運営発表で約300人を集めた出陣式において、

「市長として日々いろいろなことを学んでいる、(2期目も)市民の声を感じ取った市政を進めていきたい。」

と、第一声の中で2期目へに向けての強い意志や、自身の市長としての成長を、まずアピールしました。

また、大きな争点の1つである、「鳥取砂丘」に依存した市の観光事業についても、鳥取城跡に擬宝珠(ぎぼし)橋が間もなく復元されることなどを例に挙げつつ、

「市の魅力が増せば宿泊者も増える。周辺自治体とも協力し、周遊性のある滞在型観光ルートを作る。」

と述べているなど、鳥取砂丘への観光客の宿泊率をアップさせることが、ひいては市財政の強化につながるという持論を掲げ、有権者へ支持を訴えています。

【深沢義彦(ふかざわよしひこ)氏プロフィール】

生年月日:1953年2月22日
出身地:鳥取県鳥取市
出身校:福井大学工学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後同市役所に入所、秘書課長、市民税課長、財政改革参事官などを歴任し、2007年副市長に就任。2014年1月、市長選出馬のために副市長を辞し、同年4月実施された市長選において、元県議・地元TV局アナウンサーの2候補を、激戦の上破り初当選した。

一方、3つ巴の大混戦となった前回選挙とうって変わって、なかなか現職候補への対抗馬が名乗りを上げず、「無投票選挙」も取りざたされていた先月末、三度挑戦した国政への未練を断ち切って、出馬表明した形になったのが塚田氏。

同氏は、JR鳥取駅前で開催された出陣式において第一声を発し、その中で水道料金の値上げなどに触れ、

「市民に負担を強いる市政からの転換が必要だ。」

と、現職候補の市政運営を真っ向からを批判しました。

また、観光事業政策についても同氏は、

「(市民負担の増大が予想される)観光施設の拡充よりも、観光客が地元の人と交流できる場を設けることが大事、農業体験会などを充実させ『人の魅力』で宿泊者を増やしていきたい。」

と話すなど、滞在型へ移行していく必要性は共通するものの、深沢氏とは違うコンパクトな政策によって、観光事業を活性化すべきという考えを示して、差別化を図っています。

【塚田成幸(つかだなるゆき)氏プロフィール】

生年月日:1964年2月6日
出身地:鳥取県鳥取市
出身校:法政大学社会学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後は、長く医療生協職員を務める傍ら、共産党員として民生健委員長や、同県東・中部地区委員長を歴任した。また過去3度にわたり、衆議院選挙に出馬しているが、いずれも自民党の石破衆議院議員に大差で敗れている。

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付け焼刃的な対立候補では強力な現職陣営の牙城は崩せないか

県庁所在地である同市首長が、無投票で決まることを良しとしなかった、共産・社民両党の要請によって対抗馬に立った塚田氏には、共産党員として長く政治に携わってきたキャリアと、3度の国政選挙を経験しているという「アドバンテージ」があります。

とはいえ、公示前約2週間での出馬表明となった今回の市長選では、選挙戦に臨む準備が整っていないことを、容易に予想できます。

結果的に今市長選は、同市を本拠地とし強大な支持基盤を有する石破衆議のサポートと、自民・公明与党の推薦を受ける、深沢氏優勢で進むとみるのが妥当であり、「現職敗退」という番狂わせが起きる可能性は極めて低い、という見方が支配的になっています。

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