(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/栃木市)

任期満了に伴う栃木市長選は、15日告示され、22日に投開票が行われます。当記事では22日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職である鈴木俊美氏(67)と、新人で前市議の大川秀子氏(70)に2候補。前回、同市長選において鈴木氏と争い今回も出馬表明していた、元県議の琴寄昌男氏がそれを断念したため、現新2候補による一騎打ちの選挙戦となりました。

なお、22日の投票時間は午前7時から午後8時まで、14日時点での栃木市選挙人名簿登録者数は、13万5,155人(男6万6,552人、女6万8,603人)となっています。

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最新の開票結果

   鈴木俊美 38,076票
当選 大川秀子 38,994票

2期8年にわたる鈴木市政への評価・地域活性化などが争点

今回市長選が行われる栃木氏は、2010年に旧栃木氏と3町が合併し誕生、人口16万人近くを抱える、県内第3の都市です。

その新市政を最初から担ってきた鈴木氏は、同市沼和田町のJR栃木駅南口でマイクを持ち、

「まちづくりを継続して前に進めるのか、止めて後戻りするのか二者択一の選挙。(迎合的な)均衡ではなく、地域それぞれの特性を引き出し、誇りを持てる地域を作りが必要だ。」

と第一声を放ち、争点となっている地域活性化は地域別に施策していかなければならない、という自信の考えを主張しました。

また、市役所移転や渡良瀬遊水地のラムサール条約登録などを、2期の実績として挙げるほか、

・メディカルセンターの開設
・河川の整備や排水場の機能向上などの災害防止政策実施
・22時まで対応の夜間保育施設の整備

などを主な公約とし、1・2期目を『ホップ・ステップ』と位置付け、3期目で大きく栃木市をジャンプアップさせると、市民に支持を訴えています。

【鈴木俊美(すずきとしみ)氏プロフィール】

生年月日:1950年7月10日
出身地:栃木県下都賀郡大平町(現栃木市)
出身校:中央大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後の1980年弁護士登録をした後、1984年には四谷中央法律事務所を開設、弁護士として様々な案件をこなした。1999年栃木県議選に初当選したが、翌年実施された大平町長選に鞍替え出馬し当選、連続3期を務めた。2010年の合併により失職するも、併せて実施された新栃木市長選において、旧栃木市長で本命視されていた日向野義幸氏を破り、初代市長に就任した。

一方、栃木商工会議所において出陣式を開催した大川氏は、その第一声の中で、

「このままでは、市民のためにならない、(今の市政で)本当に均衡ある発展が実現できているのか疑問。」

と批判するなど、鈴木氏が主張する分割型の地域活性ではなく、旧6市町の融和による均衡のとれた発展と、投資格差の是正が必要だとしています。

また、女性目線に立った市政方針として小中学校の給食無料化や、建設予定のメディカルセンターへの産科増設を掲げるほか、

・市長報酬の3割減
・都市計画税の見直し
・文化芸術館の建設中断

などを公約に、市内各所で演説を繰り返しています。

【大川秀子(おおかわひでこ)氏プロフィール】

生年月日:1946年11月9日
出身地:栃木県栃木市
出身校:栃木県立栃木女子高校
党派:無所属
主な経歴:結婚後は、子供を保育園に預けながら農業に従事し、働く女性の立場から市の女性プラン策定などにも参画。1999年の栃木市議選で初当選すると以降5期を務め、市農業委員、市監査委員などを歴任のち、2010年の新市合併時には初代市議会議長に就任した。

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実績に一定の評価を受け地盤・知名度も数枚上手である鈴木氏優勢

元来、市町村レベルの首長選は、支持基盤が強くメディア露出の多い現職候補の方が、圧倒的に有利です。

ただ、栃木市の票田は13万5千余りとなかなかのボリュームがあり、浮動票の多さから現市政に大きな失策や不祥事などが存在したり、新人候補に明確な政策・ビジョンと実行力への評価が高まれば、番狂わせが起きることもあります。

とはいえ、鈴木氏の2期8年にわたる市政では一定の実績が上がっており、宝島社発行の『田舎暮らしの本』で毎年発表される住みたい田舎ランキングでは、「若者世代部門」において2年連続第1位に輝いているほど、評価・認知されています。

また、現市政の地域活性方針に異を唱え、あわせて箱もの重視の市財政を批判する大川氏ですが、政策の現実味や実行力に乏しく、告示1ヶ月前に出馬を決意したという準備不足も重なっているため、鈴木氏が3選を果たす可能性が濃厚であると見られています。

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