Tik Tokには妙に中毒性のあるBGMが多数用意されていますが、今回紹介する楽曲のインパクトも相当なものだと思います。
なんせ歌詞が「GUCCI GUCCI PRADA PRADA(グッチ グッチ プラダ プラダ)」ですからね(笑)
ただ、実はこの楽曲の正式な歌詞は、「グッチ・プラダ」ではないようなのです!
まずは、こちらをご覧ください。
男性の抑揚のない声により、ひたすら「GUCCI GUCCI PRADA PRADA…」と聞き取れる歌詞が繰り返されていますよね。
グッチ、プラダといえばともに世界的なハイブランドとしてその名を知られていますが、この楽曲もいわゆる「空耳ソング」なのでしょうか。
また、このBGMを歌っているアーティストは誰なのでしょう?
曲はFashion Victimsの「Koochi Koochi」
リサーチを進めたところ、該当の曲は「Fashion Victims」というアーティストが手掛けた「Koochi Koochi」という作品であることが分かりました。
Fashion Victims – Koochi Koochiの動画はコチラ
グループ名の「Fashion Victims」とは、英語で「ファッション中毒」とか「自分に似合わない衣服を含め、常に流行のファッションを身に着けることに夢中になっている人」という意味ですね。
なので「グッチ・プラダ」というのは空耳ではなく、実際にファッションに関して歌った曲なのかと一瞬思ったのですが、英語圏のユーザーからも「グッチと歌っていると思ったら、『Koochi』と言っているのね」といった感想が寄せられており、やっぱりこちらは「空耳ソング」であることが分かりました^^;
Tik Tokによりエレクトロ系の曲がキている!?
なお「Fashion Victims」というグループ自体についてもいろいろと調べてみたのですが、海外のページも含めてほとんど情報が見付からなかったため、現状ではそれほど知名度の高いアーティストではないのかもしれません。
ただ、ジャンルとしては「エレクトロ」系の音楽を扱っているようで、これまでもTik Tokは好んで電子音を多用した楽曲をピックアップしていることから、動画との親和性が高いと判断されたのでしょう。
なおエレクトロやハウス、ディスコミュージックについては、長らく「コアな音楽ファンにのみウケるジャンル」と認識され、敬遠する人も多かったように思うのですが、Tik Tokをとおし、「電子音って気持ちいい!」「馴染みがなかったけど、こういうジャンルの音楽も良いね」というユーザーが少なからず出現してきているようですね。
そこで今回は、「Fashion Victims」の音楽が気に入ったという方に向け、同じジャンルで大変な人気を博しているアーティストを一組紹介したいと思います。
その名も、「Daft Punk(ダフト・パンク)」。
フランスが生んだ超人気エレクトロ・デュオである彼らは1994年のデビュー以降、ロボコップのような仮面(フルフェイスマスク)を被った特徴的な姿と確かな音楽性で常に「先端」を走り続けてきました。
「One More Time」などの楽曲は日本のテレビでもたびたび耳にしますから、彼らの存在を知らずとも「曲だけは聞いたことがある」という方も多いでしょう。
Daft Punk – One More Time の動画はコチラ
そういう意味で「エレクトロ初心者」であっても比較的受け入れやすいアーティストだと考えますので、Tik Tokをきっかけに「いろいろなジャンルの音楽に手を伸ばしてみたくなった」という方は、ぜひチェックしてみてください^^
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