多摩市長選挙2018結果速報!選挙日や立候補者、情勢予想も紹介

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(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/多摩市)

任期満了に伴う多摩市長選挙は、8日告示され、15日に投開票が行われます。当記事では15日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、会社員の松田道人氏(44)と現職の阿部裕行氏(62)、元会社員である高橋俊彦氏(79)の無所属3候補。2期8年を務める現職候補に、いずれもほぼ政治経験のない新人2人が挑む三つ巴の争いも、週末を迎え佳境に差し掛かってきました。

なお、18日の投票時間は午前7時から午後8時まで、7日時点での多摩市選挙人名簿登録者数は、12万5,527人(男6万1,146人、女6万4,381人)となっています。



最新の開票結果

   松田道人 4,013票
当選 阿部裕行 34,603票
   高橋俊彦 4,457票

高齢化や現市政評価が争点なものの話題は別のところに

高度経済成長期に深刻化した、住宅不足を解消すべく開発された多摩ニュータウンですが、近年老朽化とともに住民の高齢化が大きな問題となっており、その再生に向けての政策が、今選挙の大きな争点になっています。

しかしそんな中、『AIが多摩市を変える』をキャッチフレーズに、選挙ポスターにアンドロイドを登場させ、自身もAI市長候補と称する奇抜な選挙戦を繰り広げる松田氏が、若い世代を中心に話題を集めました。

とはいえ、決してふざけているわけではなく、同氏も住んでいたという多摩ニュータウンの現状には心を砕いており、その第一声では、

「(多摩ニュータウンは)日本で最も進んだ街だったが、このままでは少子高齢化の一途をたどるだけ、現市政から変わる必要がある。」

と述べるなど、現市政の刷新を主張しています。

また、前回に続き2回目の挑戦となる今回は、その公約として、

・高齢者の移動手段確保
・事故減少のためのAI自動走行の推進
・仮想通貨「TAMAコイン」の発行
・AI市長によるチャット相談

などを掲げるなど、44歳という年齢らしい新技術導入による、新しい多摩市の形を政策案として打ち出しています。

【松田道人(まつだみちひと)氏プロフィール】

生年月日:1974年
出身地:東京都多摩市
出身校:上智大学
党派:無所属
主な経歴:多摩ニュータウンで生まれ育ち、大学卒業後メーカー勤務などを経て、28歳で音楽配信サービス会社を起業し、代表取締役を務めた。2014年の前回同市長選に出馬するも、現職である阿部氏に大差を付けられ完敗している。

一方、風変わりな選挙戦を展開する松田氏を意に介さぬように、悠々と正午から「ココリア多摩センター」前で出陣式を行った阿部氏は、

「若者たちの自立を促す条例を制定する。また、未来の街の拠点として(任期中に作り上げた)複合文化施設と、市立図書館本館を連携して整備していく。」

と、3期目での公約を第一声として述べました。

また、自身の2期8年の市政において、

・約80億円の市債残高減少
・約76億円の市貯金増加
・認可・認証保育園の増設

などを主な実績としてアピールし、3期目への市政続投に支援と、後押しを訴えています。

【阿部裕行(あべひろゆき)氏プロフィール】

生年月日:1956年3月6日
出身地:東京都小金井市
出身校:日本大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後日本新聞協会に入職し、協会事務局次長・経営業務部長などを歴任しながら約30年間務めあげる。在職中の2002年3月に、当時の多摩市長だった鈴木氏が退職、翌月開催された市長選に民主党などの推薦を受け出馬するも、次点で敗退を喫する。しかし、2010年に臨んだ同市長選では、対立2候補を破り初当選を果たした。

最後に届け出をした高橋氏は、定年後に博士号を取得するなど、79歳と3候補中最高齢候補でありながら、自己啓発意識の高い熱血漢。

自身の経験も踏まえ同氏は、その第一声においても

「社会経験が豊かで、元気な高齢者がたくさんいる。(そんな)市民の声を生かさないと街は良くならない。」

と述べるなど、通り一辺倒の高齢化対策ではなく、年配層の経験や知識を生かした市政が必要だ、という考えを述べました。

またその中で同氏は、

「パルテノン多摩の大改修や市立図書館本館の建設など、乱脈な計画をやめさせる。」

と、現市長が推進する公共施設への巨額の税金投入を批判し、計画の白紙撤回や見直しをしていく方針を、街頭を行き交う市民にアピールしました。

【高橋俊彦(たかはしとしひこ)氏プロフィール】

生年月日:1938年
出身校:都立大学大学院
党派:無所属
主な経歴:長年、富士通でシステム開発などにあたり、定年後は都立大(現首都大東京)大学院に入学、5年間勉学に励みし都市科学の博士号を取得、その後同大学で教鞭をふるった。現在は市民オンブズマン団体に在籍しており、市に質問状を提出するなど積極的に活動している。

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地盤・知名度に劣る松田・高橋両候補は苦戦・事実上現市長の信任選挙となる見込み

今回の市長選では、前回の同選挙で自民党はじめ、全与党体制による強力なバックアップを受け圧勝した阿部氏に、対抗する候補がなかなか立たず、無投票選挙になる公算が高まっていました。

しかし、告示数日前になって突如松田氏と高橋氏が名乗りを上げ、無投票だけは何とか避けられました。

とはいえ、4年前の同市長選で最下位落選した松田氏、そして選挙カーや拡声器も使わない、草の選挙を続ける高橋氏共に、後ろ盾となる政党が存在しないことも踏まえると、正直現職である阿部氏に食い下がるのは難しいという見方が、支配的になっています。

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