(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/珠洲市)

任期満了に伴う石川県珠洲(すず)市長選挙は、5月13日告示され、20日に投開票が行われます。当記事では20日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職である泉谷満寿裕氏(54)と、新人で元東芝社員の米村照夫氏(78)の無所属2候補。

多選にあたる『4期目』を目指す現職候補と、それを良しとしない新人との争いも、はや終盤戦に入りました。

なお、20日の投票時間は午前7時から午後8時まで、12日時点での珠洲市選挙人名簿登録者数は、1万3,236人(男6,065人、女7,171人)となっています。

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最新の開票速報

当選 泉谷満寿裕 8,012票
   米村照夫   609票
投票率67.24%

泉谷市政への評価と歯止めがかからない人口減少解決政策が争点

今回選挙が実施される珠洲市は、本州にある市の中でもっとも人口の少ない市であり、首長選挙のたびに人口流出への歯止め政策が、主な争点となっています。

そんな状況の中、同市の春日神社で出陣式を開催した泉谷氏は、

「市内10地区1つ1つが(団結し)大きく輝く珠洲にしたい。」

と、地元選出の国会議員や県議を前に、4期目に向かっていく意識の高さを、力強く宣言しました。

また、同氏は自身3期目の大きな実績として、2017年9月から約50日間、世界11か国の国・地域から30組のアーチストを集め開催された、『奥能登国際芸術祭』を挙げ、

「珠洲の魅力、潜在力を広く伝えられた。」

と、その文化的・経済的効果について自信をのぞかせるとともに、次回の2020年開催について意欲をのぞかせました。

【泉谷満寿裕(いずみやますひろ)氏プロフィール】

生年月日:1964年4月28日
出身地:石川県珠洲市
出身校:早稲田大学経済学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、すぐに野村証券に入社するも1995年まで務め退社。地元に戻って家業である「泉谷菓子舗」に入り、2003年には同社代表に就任した。2006年、当時の珠洲市長だった貝蔵治氏が、健康上の理由により辞職したことに伴う同市長選に初出馬。自民党の推薦を受けた前助役候補を、一騎打ちの末破り初当選した。

一方、泉谷氏が実績として高らかにアピールした芸術祭に対し、

「巨額の税金(約3億円)を投じて、使途不明の芸術祭は市民の利益を利益に反するものであり、徹底救命する。」

とまで、同市選挙公報の中で主張しているのが、対立候補に名乗りを上げた米村氏。

同氏は、芸術祭に投じられた税金について、固定資産税・上下水道料金などの値下げに回し、移住人口増加に生かすべきだった、という考えも示しています。

また、国際感覚豊かな自身の経験を生かし、

・中学生の英語力強化
・観光英語教育の推進
・ドイツ朝市での珠洲物産品紹介

などを選挙公約に掲げ、草の根的に市民に支持を訴え続けています。

【米村照夫(よねむらてるお)氏プロフィール】

生年月日:1939年6月14日
出身地:石川県珠洲市
出身校:慶応大学経済学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後東芝に入社し、本社国際事業部などで勤務した。退職後は自らが代表を務める国際コンサルタント、「日米政策研究所」を開設。過去には首長選挙の出馬経験もあり、2008年の珠洲市長選や2010年の金沢市長選、同年の石川知事選などに出馬しているが、いずれも敗退している。

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地力に勝る泉谷氏の4選が濃厚な情勢

グローバルな政策を打ち出し、市民に支持を訴えている米村氏ですが、政策実現性への懐疑的な意見や、78歳という年齢から、市長の激務をこなせるのかに不安の声が出ています。

一方、脂の乗り切った「働き盛り」である泉谷氏は、3期12年にわたり市長を務めたことによる知名度の高さと、支持基盤の強固さは圧倒的であり、正直死角が見当たらない状況です。

選挙において、『絶対』というものは存在しませんし、珠洲市のように票田が小さい自治体の首長選挙では、番狂わせも起きやすいのですが、よほど大きな不祥事発覚でもない限り、泉谷氏の4選が確実とみられています。

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