Steamでゲームを購入しようとすると、必要な個人情報を入力する欄に「市区町村」という項目が2つある点に気付きました。
全く同じ項目が複数用意されているなんて、それぞれに何を入れるべきなのか戸惑ってしまいますね^^;
入力の仕方を誤り正しく手続きが進まないとなれば一大事ですし、適切な対処方法を探りました。
Steamの住所欄:なぜ同じ項目が2つあるの!?
まず気に掛かるのは、どうして同じ項目が2つ並んでいるのかという点です。
Steamはもともと海外のプラットフォームですから、日本語訳がうまくいってないのかもしれません。
そのように仮説を立てて英語版の内容を確認してみると、やはり2つの項目はもともと別の表記であることが判明しました。
日本語で「市区町村・市区町村」となっている部分は、英語だと「City・Billing address」と書かれているようです。
「City」という英単語は、今回のような入力欄において「市」を意味しますから、本来的にはこちらが市区町村と理解されるべきなのでしょう。
では「Billing address」は何かというと、これは「請求先住所」とするのが適当だと考えますね。
日本語に訳す際、英語版では違う表記であった2つの単語が一緒くたに解釈されてしまったため、「市区町村」が複数並ぶ事態に至ったというわけです。
確かに日本語と英語の住所表記には異なる部分があるので、そっくりそのまま置き換えるのは難しいという事情も理解できますが、重要なところですからもう少しニュアンスを掘り下げてほしかったですね^^;
Steam請求書先住所の正しい入力内容は?
ちなみに「Billing address」という項目は、海外のサイトではよく見掛けるものです。
先ほどお伝えしたように「Billing address=請求先住所」であり、「Shipping address=配送先住所」と区別して使われますね。
Billing addressはクレジットカードの請求が届く場所・カードが登録されている住所ということになりますから、不正利用を防止するセキュリティ強化の一環として、決済時に厳しくチェックされていることも多いです。
ことの背景を押さえたところで、最も気になる「日本からSteamを利用する際、それぞれの項目に何を入れたらよいのか?」という点に話を移しましょう。
厳密にみれば違いはあるにせよ、極論をいうと住所の全容が正しく記載されていれば、大勢に影響はありません。
最初の市区町村(もともとCityであった部分)には都道府県と市の部分までを入力し、次の市区町村(もともとBilling addressであった部分)には残りを番地の前まで記載するといった感じで良いでしょう。
実際、その進め方で手続きが完了したという報告も確認しました。
通販サイト等においても「海外のものは住所欄が分かりづらい」との話はよく耳にしますが、入力情報自体を間違えないように注意し落ち着いて入力を進めれば、それほど大きな問題は起こらないですね^^
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