現在、「ソフトバンク」の名をかたった詐欺と思われる事案が発生しています。
手口が巧妙化しているせいで、被害に遭ってしまう方が続出しているという情報も耳にしました。
今回は、問題になっている詐欺の手口について詳細をお伝えすると同時に、怪しいメールが届いたときの対処法についてもまとめてみたいと思います。
詐欺の手段は「メールクジ」
現在報告が上がってきている詐欺の状況なのですが、何でも、ギフトカードや高級家電等が当たると謳った「メールクジ」が送られてくるそうなんですよ。
そしてうっかりそれを引いてしまうと、出会い系まがいの悪質サイトに飛ばされ、アドレスや電話番号も入力していないのに強制的にメンバー登録が完了してしまうというから驚きです。
登録後は身に覚えのない請求メールが届いたり、支払いがなければ情報を拡散するといった「脅し」が始まるそうで、パニックになってしまう被害者が多数見受けられるようですね。
サイトへのエントリーが完了した直後に大量の架空請求が届き、停止を求めたところやはり脅迫めいた連絡が入ったという証言も出ています。
登録解除の方法も用意されていないのだとか…。
かなり強引で悪質な手口であると言うほかありませんね!
大企業の名を出しているので利用実績のある方などはつい信用してしまうかと思いますが、現在のところソフトバンクにてメールクジは実施されていません。
怪しいメールが届いたら、十分注意してください。
以前にも類似の詐欺は行われていた!
なお、ソフトバンクの名をかたる架空請求詐欺は以前から行われていたようで、手口に多少の差異はあるものの、強引な手法で金銭を要求するという点においては共通している模様です。
今回のようにメールを通じた方法ではなく、「ソフトバンクペイメントサービス」との名で請求書を郵送してくることもあるというのですから、開いた口がふさがりません。
ソフトバンク側もこういった事態を把握しており警察と協力の上対策を講じてはいるのですが、やはりすぐに撲滅できるような状況ではないみたいですね。
ですから当面は、自衛を行うということが一番確実な対応策なのです!
なおソフトバンクの公式アナウンスに目を落とすと、
・身に覚えのない請求であれば支払う義務はないので、架空請求メールに反応し、不用意にメールに返信したり、電話をかけたりしないこと
・請求元から携帯電話などに請求を受けた場合には、身に覚えのない旨を説明し、毅然とした態度で断ること
・それにもかかわらず執拗に請求が行なわれたり、早朝、深夜など迷惑な時間帯に何度も電話をかけてくるなどの場合は、消費生活センターや警察などに相談すること
を推奨していました。
要は、弱腰にならずとにかく無視&それでも無理なら専門機関に相談を…ってことですね!
危険は様々なかたちで日常に入り込んできますから、まずは冷静な判断を心掛けていきましょう。