フジテレビ系で毎週火曜日21時から放送中のドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。
坂口健太郎さんがテレビドラマ初主演を務めるということでも話題になっていますね^^
あらすじは、時空を超えてつながる無線機を通じ、過去と現在の刑事が協力しながら長期未解決事件に挑むというもので、「予測不可能なヒューマンサスペンス」とのうたい文句から、「ストーリーの面白さ・秀逸さ」がウリのドラマであることが分かります。
ところでこちらのドラマには、「原作」が存在することをご存知でしたか?
原作は韓国ドラマ「シグナル」のようですが…
公式ホームページを確認すると、「原作は、リアルな人間描写と緻密な構成が感動と興奮をもたらし、韓国で数々の賞を受けたヒューマンサスペンスの傑作『シグナル』。」という明記があります。
なるほど調べてみると、2016年に韓国において同名の「シグナル」というテレビドラマが放送され、大変な人気を博したようなんですよ。
そこに目を付けた日本のテレビ局が、今回「リメイク版シグナル」を制作する運びとなったんだな~と思ったのですが、どうやら事態はもう少し複雑みたいで…。
SNSをチェックしたところ、
・今回のドラマは、韓国とアメリカ、どちらバージョンの「シグナル」をリメイクしているの?
・このドラマは厳密に言うなら、アメリカの作品をリメイクしたものでしょ!?
といった声が散見されるのです。
これは一体どういうことなのでしょうか?
韓国ドラマ「シグナル」にもリメイク元が?
更に情報を集めて整理したところ、韓国版シグナルに設定がそっくりの「アメリカ版シグナル」が存在することが分かりました!
二つのシグナルは作品名が一致するだけでなく、「時空を超えて連絡できる無線機がある」「無線機でつながった違う時代の刑事二人が事件解決をめざす」という「物語のキモ」とも言える設定が全く一緒であることから、「韓国版シグナルはアメリカドラマの完全パクリだ!」という批判が巻き起こったようなんです。
ちなみに「アメリカ版シグナル」もテレビドラマなのですが、こちらは同じアメリカで2000年に制作された映画「オーロラの彼方へ」のリメイクなんですよ。
2000年と言えば、韓国版シグナルよりもずっと以前になりますよね。
ややこしいので、時系列で整理しましょう。
■映画「オーロラの彼方へ」(アメリカ)
↓リメイク
■ドラマ「シグナル 時空を超えた捜査線」(アメリカ)
↓パクリ?
■ドラマ「シグナル」(韓国)
↓リメイク
■ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(日本)
という感じになっています。
いざ並べて書いてみると、何だかすごいことになりましたが(笑)
韓国版に「パクリ」の事実があったかは制作者のみぞ知る…でしょうが、日本版は公式サイトが宣言している以上、「韓国版シグナルのリメイク」ということで確定ですね。
それにしてもここまで同じようなシナリオの作品が繰り返し作られるなんて、「オーロラの彼方へ」の設定がものすごーく秀逸だったということかもしれませんね!
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