動画共有アプリTiktokで流行中の「シリシリダンス」。
振り付けは至ってシンプルながら、動きが大きく見栄えがするため、人気が出るのも頷けます。
そして何と言っても、シリシリダンスはBGMが良いですよね!
無理なく体の動きを預けられる心地よいテンポと耳に残る曲調に加え、「シリシリ♪」と聞こえる歌詞が大変キャッチーで、クセになってきちゃいます。
ということで今回は、シリシリダンスのBGMで使用されている洋楽の曲名と歌い手さんについて掘り下げていきますよ~。
BGMはルーマニアのミュージシャン「matteo」の「panama」
さて、シリシリダンスで話題の音楽は、ルーマニアのミュージシャン「matteo」による「panama(パナマ)」という楽曲になります。
YouTubeの公式動画もかなりの再生回数を稼いでおり、その流行がTikTok内に限定されたものではないことが分かりました。
調べを進めたところどうやらこちらの曲は、タイやマレーシアといったアジア諸国でも大変な人気を博しているようなんですよ!
しかもこれらの国のリスナーは、「パナマ」を聴くだけにとどまらず、「パナマ・ダンス・チャレンジ」と称して振り付けをまね、一緒にダンスをしながら楽しんでいるんです。
実際に関連動画をあさってみると、マレーシアのJPJ(道路交通局)の警察官たちが笑顔で踊っている作品などが出てきて(笑)、国を挙げての「社会現象」とも言える状況が起きていると分かりました。
「panama(パナマ)」はルーマニア語えで歌われています!
日本でもかつて、地方公共団体などがAKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」のダンス動画をこぞって作成するという現象が見られましたが、どうやらこれと非常に似た流行り方で、「パナマ」の人気は拡大しているようなんです。
なおタイにおいては、同じく「恋チュン」も国民的ヒット曲になっていますからね。
アジアの人々は、ゆったりとした振り付けで楽しく踊れるダンス・ナンバーを好む傾向があるのかもしれません。
また、良い楽曲であれば海外の音楽でも喜んで受け入れるという柔軟な土壌もあるのでしょう。
ちなみに「パナマ」はルーマニア語で歌われているのですが、歌詞の意味が分からなくとも、そのメロディは国境を越えて愛されているんですね!
なお、歌い手である「matteo」本人がTikTokにおけるブームをどれだけ把握しているかは分かりませんが、「パナマ・ダンス・チャレンジ」の動きについては大変喜んでいるようで、「みんなが僕の曲を気に入ってくれてとても嬉しいよ。パナマ・ダンス、素晴らしい!」とのコメントを出しています。
そういう意味では、TikTokを通して多くの人が「パナマ」を踊っているというこの状況も、彼にとって歓迎できるものなのではないでしょうか^^
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