(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/滋賀県)

任期満了に伴う滋賀県知事選挙は、6月7日告示され、24日に投開票が行われます。当記事では24日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、新人で元滋賀大副学長の近藤学氏(68)と、元国土交通省副大臣である、現職の三日月大造氏(47)候補。

現新一騎打ちによる、17日間にわたる選挙戦もいよいよ投票日を間近に控え、一層熱を帯びてきました。

なお、24日の投票時間は午前7時から午後8時まで、6日時点での滋賀県選挙人名簿登録者数は、115万2,781人(男56万2,897人、女58万9,884人)となっています。

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最新の開票結果

   近藤学    77,213票
当選 三日月大造  377,132票

国が建設計画を凍結した大戸川ダム建設計画への対応などが争点

共産党県委員会が中心となって支持をする、新人候補の近藤氏はその第一声において、

「(三日月氏は)ダム建設や原発に反対し、前回選挙で当選したものの、態度があいまいになった。」

と批判するとともに、

・中学生までの医療費無料化
・養護学校の新設
・教育・福祉現場における労働環境改善

などといった自身の政策について、2014年の開催を予定されている、滋賀国体の施設整備コスト約300億円を節約することで、実現可能であるとも訴えています。

また、同氏の支持母体である、『市民が作る滋賀県政の会』の畑明郎代表もマイクを持ち、共産党対各党相乗りと同じ構図だった、同年4月の京都知事選に触れ、

「京都知事選では、共産党推薦候補が44%の得票率を得た。」

と自信をのぞかせると同時に、自民党色の強まった三日月陣営に対して近藤氏同様、方針転換をしており信用できない、と指摘しました。

【近藤学(こんどうまなぶ)氏プロフィール】

生年月日:1949年11月14日
出身地:兵庫県西宮市
出身校:神戸大学教育学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後は教職に就き、東大阪市立眉津中学校・岡山県上房郡賀陽町立竹荘中学校などで教鞭をふるった。その後、滋賀大学の教員となり、2008年には同大学の副学長に就任。また、神戸大学大学院において経済学修士を取得しているほか、2014年には京都大学から博士号を授与されている。

一方、現職である三日月氏は県庁前で出陣式を開き、駆け付けた支援する自民・チームしが・公明の県議などといった支援者を前に開口一番、

「4年間、至らぬ私と一緒に歩んでいただいた県民に、心からお礼を申し上げる。」

と述べるなど、今選挙戦が自身再選へのチャレンジであると同時に、県民へのお礼行脚の意味合いも込められていると主張しました。

また、2期目に向けての政策方針として、

・人の健康…長寿要因を分析や医療・福祉人材の確保
・自然の健康…琵琶湖を守るための山林保全
・社会の健康…施設・人材双方での防災対策と地域防災力の向上

3本柱に掲げたものの、近藤氏が指摘したとおり争点の1つである、大戸川ダム建設の是非については一言も触れず、その態度を明らかにしませんでした。

【三日月大造(みかづきたいぞう)氏プロフィール】

生年月日:1971年5月24日
出身地:滋賀県大津市
出身校:一橋大学経済学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後の1994年、JR西日本に入社すると広島支社に配属され、岩国駅営業係・広島運転所・営業課などで勤務した後、本社への異動に伴い総合企画本部グループ経営推進室で、企画の立案などを手掛けた。政治活動としては、2003年に開催された衆議院選挙に民主党公認で出馬、初当選を果たすと以後3選し、2010年には菅直人内閣において、国土交通省の副大臣に任命された。

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自民・公明が後押しする現職候補に対し野党共闘体制の崩れた近藤氏は苦戦必至か

今選挙の特徴は、前回の知事選において、現職市長である三日月氏に敗れた嘉田由紀子前知事の支持に回っていた自民・公明の与党が、手のひらを返し三日月氏に相乗り・推薦をしたことです。

告示前の2日に開催された、同県自民党県連大会には安倍首相も駆け付け、来賓として出席していた同氏を力強く激励するほど、その支援体制強化に力を入れています。

一方、野党共闘体制での選挙戦を計画していた近藤陣営ですが、社民党が離脱・三日月氏支持に回ったため戦略が崩壊し、事実上共産党による単独支援体制になっています。

また、安倍政権と三日月県政批判に終始する近藤氏の発言に対し、いまいち政策案などについて具体性が乏しいとの有権者の声も、ちらほらとですが上がってきています。

結果として、近藤氏の苦戦は必至であり、各メディアが実施した中盤戦における世論調査結果でも、三日月氏優勢の情報がほとんどであるように、このまま進めば政治的キャリアで言っても数枚上手である、三日月氏再選が濃厚という見方が大勢を占めています。

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