新たな元号が「令和(れいわ)」に決まりましたね!

字面だけを見ても何となく厳かな感じがしますが、多くの人々は早速こちらの言葉に込められた意味や想いについても関心を寄せているようです。

特にSNS等を見ていると、令和そのものと一緒に「珮後(はいご)」というワードが話題に上がっています。

一発変換ができず、日常生活においては全く使用しない言葉だと思うのですが、これはどのような意味合いを持っているのでしょう?

令和との関連性と共に紹介します!



にわかに注目を集める「万葉集」とは

まず「令和」の出典は、現存する日本最古の歌集「万葉集」です。

万葉集は7~8世紀後半に編さんされたといわれ、全20巻・約4500首の歌が収録されていますね。

編者は不明ですが、奈良時代の歌人・大伴 家持が深く関わったとされており、天皇や貴族だけでなく、農民など幅広い階層の人々が詠んだ歌を盛り込む点が特徴です。

歌人では柿本 人麻呂もそうですが、額田王(ぬかたのおおきみ)が一番有名でしょうか。

結構、女の情念バリバリの歌が詠まれたりもしていて(笑)、現代の私たちが目にしても共感できる部分があったりするんですよね^^

万葉集の歌は変に気取っていないところが魅力的だなぁと、個人的には思います。

ただし、万葉集の歌は漢字の音を借用した「万葉仮名」を用いて書かれており、とにもかくにも成立した時代が余りにも古いため、パッと見では意味を理解できない場合がほとんどなんですよ;

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「令和」の背景を読み解く

令和自体も、いきなり単語だけを見せられたって「?」という感じですが、引用元の文章はもっと長く、該当部分を抜き出すと以下のようになります。

「初春[しょしゅん]の令月[れいげつ]にして 気[き]淑[よ]く風[かぜ]和[やわら]ぎ 梅[うめ]は鏡前[きょうぜん]の粉[こ]を披[ひら]き 蘭[らん]は珮後[はいご]の香[こう]を薫[かお]らす」

こちらは万葉集の「梅花の歌」三十二首の序文に当たり、梅をめでながら旅人が宴を楽しんでいる心情を詠んでいます。

文中には「令」「和」の文字も見受けられますが、その後に登場する「珮後」が、今注目を集めているわけですね!

「珮」とは古代の装身具の一つですが、「身に帯びる」という意味も持っています。

これが「珮後」となると、「身に帯びているような」といった感じに訳せますね。

もう少し広く読むと、その前に登場する「蘭」の花の香りを讃えるフレーズになっていることが分かり、「蘭の花がまるで、身にまとうお香のように良い匂いをさせている」と解釈できるでしょう。

全体を本当に簡単に訳してしまえば「梅がきれい。蘭の香りも素晴らしい」といった具合になりますかね。

何にせよ、非常に美しく、おめでたい一文ということが分かるでしょう^^

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