無料で楽しめる「公衆電話」というノベルゲームが、大変な話題を呼んでいることをご存知ですか?
発想の面白さやストーリー展開が秀逸だと、多くのユーザーたちが絶賛しているんですよ!
その一方で、「公衆電話」はその奥深さゆえに謎も多く、さまざまな考察もなされているようですね。
特に、「自分の携帯電話に掛けたときに出る女性はいったい誰なのか」という件に絡み、明確な回答を求めるプレイヤーが続出しているようです。
ということで今回は、ストーリーの軸となる「自分」の携帯を所持していた「謎の女性」の正体についてまとめてみたいと思います!
「公衆電話」の基本ストーリーは?
まずはゲームの基本設定とあらすじについて、簡単に押さえておきましょう。
物語は、主人公の男が「公衆電話ボックス」に閉じ込められた状態で目覚める場面からスタートします。
プレイヤーとなる男は、自分で好きな番号に電話を掛けて助けを求めることができますが、所持金は10円玉が3枚だけ…。
わずか30円分(=3回)のチャンスをうまく活用し、脱出の助けになってくれる人物を探しながら、物語の真相へ近づくことが求められるわけです。
プレイヤーたちの感想をSNSなどでチェックすると、
・一画面で3回だけというプレイ内容からは想像もできないくらい、ストーリーの展開に広がりがあって良かった
・まず発想自体が面白いが、分岐点が数多く用意されており、非常に奥深いゲームだと感じる
・何となく初めてみたが、夢中になってしまった。驚くほどに引き込まれた!
といった絶賛の声が相次いでおり、一見単純なテーマながらプレイ次第でどんどん展開が変わっていくことに、皆が夢中になっている様子を伺い知ることができました。
それぞれの解釈に委ねられる一部の展開
なお「公衆電話」というゲームに関しては、一部の展開についてはっきりとした正解が提示されるのではなく、プレイヤーそれぞれの解釈に委ねられるところが多いという特徴がみられます。
今回、話題の中心とした「自分の携帯番号に掛けた時に出る女性」の正体にしてもそういったパターンですね。
ですからここからは推測を多分に含むのですが、こちらの女性については「主人公の男が実家で母の介護を押しつけた姉」ではないかという見方が有力のようです。
男は、知らず知らずのうちに介護を他人任せにした罪悪感にさいなまれ、その結果として、公衆電話に閉じ込められるという悪夢を見てしまった。
そして物語の鍵を握る「自分の携帯番号に掛けた時に出る女性」は、罪悪感の対象である実の姉であった…という考え方ですね。
私としても、こちらの説は理屈が通っていると感じます。
その一方で、このゲームの「深み」は全ての謎がつまびらかにされない部分にこそあるとも感じるので、製作者としては「あなたの感じ方こそが正解」という考えも持っているのかもしれませんね!
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