韓国のSNS等を中心に「ペンギン問題」なるものが広がりをみせています。
こちらは間違えれば3日間、ペンギンのプロフィール写真で過ごさなければならないというルールを掲げたクイズなのですが、かなりの方が参加しているんですね。
ただその解答は非常にナンセンスかつ不条理なものが多く、不正解の方が続出中の模様です!
ということで今回は「もつ鍋」に絡んだペンギン問題の答えについて、考察してみたいと思います。
当たり前の考え方をしてもダメ!?
もつ鍋の問題は、一見すれば「算数」のテストのように思えます。
「もつ鍋3人前を食べたらもつ鍋1人前をサービスで提供する食堂があります。もつ鍋20人前を注文すると、何人前のもつ鍋が食べれるでしょー」ということで、割り算で正解を求めることができそうですよね。
しかしながら先ほども触れたように、ペンギン問題の解答は一筋縄ではいかないことが明らかになっています。
これを踏まえて解答者たちは思考を巡らせ、
・普通に考えたら26人前だと思うけど、これは不正解になりそう。柔軟な考え方をすれば、どういった答えが出てくるかな
・3人前を食べたらもう一つサービスとあるけど、「食べ残し」の可能性を考える必要もある気がするなぁ
・前提として3人前の注文で1人前をサービスしてくれる店があると書いてあるけど、実際に利用したのは他の店舗かもよ?
といった意見を述べていますね。
なおペンギン問題はチェーンメールの一種かのように、「答えは誰にも言わないでください」という一文を書き添えています。
正解はまさかの…?聞けば納得!?
このように単純ながら様々な考察を楽しめるところが、ペンギン問題の面白いところかもしれません。
考えれば考えるほど「こういう考え方もできるかも」「そもそもの前提条件を疑ってみた方が良い?」といった具合に、際限なく正解候補が上がってきますよね。
ある種、「脳トレ」的な楽しみ方もできるのではないでしょうか^^;
ただ「実は違うお店で食べていた」といった内容が正解となると、それこそ出題者の気持ち一つであらゆる答え方がOKになり得ますから、挑戦者側としてはモヤモヤが残ります。
ペンギン問題のすごいところは、いったん正解を聞いてしまえば「なるほど。そういう考え方も理にかなっているな」と、思わず納得してしまう絶妙なラインをついてくるところなんですよ!
さて今回の正解は、ズバリ「誰にも言わないでください」となりますね。
そもそもの出題文に「答えは誰にも言わないでください」と、正解が明記してあったというわけです^^;
「答えを誰にも言わないでね」という警告ではなく、「答え=誰にも言わないでください」と、文面どおりに受け取れば良かったんですね~。
一休さんのトンチのように「なんだそれ!」とツッコミたくなるものの、ユーモアがあって、これはこれで面白いと感じました。