(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/大洲市)

前市長の死去に伴う愛媛県大洲市長選挙は、5月13日告示され、20日に投開票が行われます。当記事では20日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元市教育長の二宮隆久氏(63)と、元市議会副議長である上田栄一氏(63)の、いずれも無所属新人2候補で、9年ぶりとなる選挙戦は週末に向け、一層熱を帯びてきました。

なお、20日の投票時間は午前7時から午後8時まで、12日時点での大洲市選挙人名簿登録者数は、3万7,565人(男1万7,707人、女1万9,858人)となっています。

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最新の開票結果

当選 二宮隆久 12,967票
   上田栄一  7,504票
投票率55.9%

故・清水市の市政継続や地域活性化政策などが争点に

東大洲の商業施設で、出陣式を開催した二宮氏は、

「(市政を)三輪車から四輪車へ、市民の力により前輪駆動ではなく、四輪駆動で力強く安定走行し、前進させる。」

と主張。

この発言は、故清水市長が自身の政策における、「基本理念」として掲げていた、

・Change(チェンジ)
・Collaboration(コラボレーション)
・Challenge(チャレンジ)

という、「3つのC」を継承しつつも、新たに「Communication(コミュニケーション)」を新たに加えることで発展させ、さらなる大洲市の飛躍を目指すという、強い意思表示です。

また、同氏は選挙公約として、

・市民の健康寿命の延長と子育て支援強化
・企業誘致による雇用創出・地場産業の進行
・社会基盤拡充による防災・減災対策のスピード化

などを掲げ、市内各所で精力的に演説を実施しながら、自身への支援を訴えています。

【二宮隆久(にのみやたかひさ)氏プロフィール】

生年月日:1955年3月7日
出身地:愛媛県大洲市
出身校:立命館大学
党派:無所属
主な経歴:1978年に大洲市役所に入所、行政マンとして農林・総務・管理部門など幅広い部署を経験し、40年余り行政マンとして市に貢献した。

一方、同市新谷にある自身の選挙事務所前で、第一声を発した上田氏は、

「大洲市は、人口減少で消滅しかねない危機的状況、子育て環境を整備し、子どもにもっともっと投資しなければ、将来はない。」

と述べるなど、清水市政の継承・発展を期す二宮氏とは対照的に、市政転換・刷新の必要性を、強く訴えました。

また、過去2回の市長選が無投票だったことも問題視しており、

「一部有力者にへつらって、誰も手を挙げられなかった。」

と、猛烈に批判。

併せて、市議時代から一貫している「脱原発」を掲げ、市内のほとんどが30km圏内に入る、四国電力伊方原発の稼働再開に反対する立場を、市民にアピールしています。

【上田栄一(うえだえいいち)氏プロフィール】

生年月日:1955年1月2日
出身地:愛媛県大洲市
出身校:愛媛県立大洲農業高校
党派:無所属
主な経歴:高校卒業後他県に就職したが、1975年父親の急逝を受けて同市に帰郷、家業である農業を継ぎながら、JA職員を務めた。2005年に実施された同市市議会議意選挙で初当選すると連続4選を果たし、在任中には副議長や自民党地元支部総務会長も務めている。

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自民党・市議・地元有力企業からの強い支援を受ける二宮氏が優勢

公式な推薦は受けていないものの、二宮氏の出陣式には自民党の山本順三、井原巧両参院議員の姿が見られ、力強く応援演説をしました。

さらに、地元企業の代表者なども顔を揃えていたほか、同市市議の約4分の3が支援を表明するなど、組織力において上田氏陣営より数歩リードしています。

対する上田氏は、二宮氏の擁立過程に不満を抱き4月末、当時属していた自民党に離党届を出し、市議を辞しての出馬となりましたが、準備不足や地固めが進んでいない感が否めません。

脱原発という旗印の下、幅広い層に支持を呼び掛け、市中心部での浮動票獲得を目指していますが、今のところ苦戦している状況です。

週末の論戦いかんでは、逆転も皆無ではないものの、「二宮新市長誕生」の可能性が非常に高くなっていると考えられます。

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