(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/大竹市)

任期満了に伴う山口県大竹市長選は、6月10日告示され、17日に投開票が行われます。当記事では17日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職である入山欣郎氏(71)と、学校法人理事長で前市議の日域究氏(66)の2候補で、4期目を狙う現職に新人が真っ向から挑む、一騎打ちによる論戦が展開されています。

なお、17日の投票時間は午前7時から午後8時まで、9日時点での大竹市選挙人名簿登録者数は、2万3,436人(男1万1,350人、女1万2,086人)となっています。

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最新の開票結果

当選 入山欣郎 7,271票
   日域究  3,939票

少子高齢化対策や経済政策に加え3期12年にわたる現市政運営への評価が争点

現職として4期目に挑む入山氏は、

『市民・大竹っ子・先人の蓄積』

の3つを大切にしていくことを、政治心情として掲げるとともに、自らが策定を手掛け2020年完了予定の、大竹市第5次総合計画の推進を、主な公約としています。

また、給食の完成などを自身の実績として強調するほか、

「みなさんの声を聞いて、(市政を)進めていきたい。」

と、市民目線に立った市運営をしていく考えを示し、有権者に引き続いての支持・支援を訴えています。

【入山欣郎(いりやまよしろう)氏プロフィール】

生年月日:1946年9月15日
出身地:広島県大竹市
出身校:早稲田大学理工学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後は、三菱商事(株)や泉産業(株)などでの勤務を経て、2006年に出馬した市長選で初当選を果たし、第5代大竹市長に就任した。2010年再選、2014年3選し、現在3期目を務めている。

一方、前回同市市長選において、入山氏と一騎打ちを繰り広げたものの、大差で敗れた日域氏にとって今選挙は雪辱戦。
第一声では訴訟に発展し、広島高裁において市の責任と損害賠償を命じる判決が下った、「大善寺裁判」を引き合いに出し、

「透明性のある市政運営が必要で、しっかりと目に見える議論が大切だ。現市政の責任が問われる。」

と批判、現職である入山氏は市長として市民に対し、背任行為を犯していると主張しています。

また、自身の市長報酬半減や、都市計画道路の計画是正などを公約として、地道な選挙戦で、前回以上の票獲得を目指しています。

【日域究(じついききわむ)氏プロフィール】

生年月日:1952年
出身地:広島県大竹市
出身校:東洋大学経営学部
党派:無所属
主な経歴:学校法人大竹学園理事長、大竹中央幼稚園前園長、会社社長などを務めたのち、2003年開催された大竹市議選で当選、以後連続4選を果たした。今選挙の争点の1つでもある、市有地売却を違法性を問う、「大善寺訴訟」の原告でもある。

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入山氏優勢だが前回のような圧勝とはならない見込み

今回の選挙は、前回選挙と同じ顔ぶれで行われていますが、投票率約54%で総票数12,393のうち、63%余りを得て入山氏が3選を果たしたときとは、少々状況が異なります。

しかし、まず入山氏は今回当選すると、自粛を求められている多選にあたる、4期目になる点と、71歳という年齢面を不安視する声が少なからず上がっています。

そして何より、市有地を評価額の半額以下で売却したのは違法だとして、市民団体などから差額の損害賠償を現職である入山市長らが、求められている大願寺裁判において今年3月9日広島高裁での控訴審において、「違法性あり」の判断を下されたばかりです。

もちろん、それでも組織力や支持基盤に勝る入山氏の方ががぜん有利、ただしもともとこの大竹市は、選挙人名簿数が2万3,400余りと多くなく、前回市長選の投票率が60%・70%と上がってくれば、日域氏との差がどんどん詰まってくる可能性もあります。

日域氏はやはり、自身が原告団の一人でもある大善寺裁判を前面に打ち出し、浮動票の取り込みを狙っていますが、それがどこまで市民に届記投票につながるかが、今選挙の勝敗を握っているとみられます。

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