(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/大野市)

任期満了に伴う福井県大野市長選挙は、6月10日告示され、17日に投開票が行われます。当記事では17日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元市職員の石山志保氏(43)と、前市議の高田育昌氏(57)の無所属2候補で、3期目での引退を表明した現職、高田高大市長の後継を決める12年ぶりとなる選挙戦が、中盤に差し掛かっています。

なお、17日の投票時間は午前7時から午後8時まで、9日時点での大野市選挙人名簿登録者数は、2万8,833人(男1万3,693人、女性1万5,140人)となっています。

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最新の開票結果

当選 石山志保 10,316票
   高田育昌  7,039票

小中学校の再編問題や少子高齢化・中心市街地活性化対策が論点

くじ引きの結果、先の届け出順となった石山氏は、同市中国道沿いの駐車場で出陣式を開催し、産業振興やインフラ整備など、現政策継続の重要性を第一声で主張。

ただし、懸案事項である小中学校の再編問題については、

「地域や年代でも考えはさまざま。市教委の計画をそのまま進めるのは困難であり、いったん見直すことも大切。」

と、立候補に先立って述べています。

また、大勢集まった支援者や有権者に向け、

「皆さんと一緒に、大野に新しい風を吹かせたい。(私に)市政に取り組むチャンスを与えてほしい。」

と、自らを市政に送り出してくれるよう声を大にして支持を訴え、街へ遊説に出発しました。

【石山志保(いしやましほ)氏プロフィール】

生年月日:1975年
出身地:愛知県
出身校:東京大学工学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後はキャリアとして環境省に入省し、国立公園の自然環境保全などに従事。結婚を機に大野市へ転居・市役所に入所し、総合政策課など主に企画部門を経て、文化財保護室次長などを務めた。

一方の高田氏は、その第一声の中で小中学校再編に伴う新学校建設計画や、文化会館建て替え計画について、

「財政も厳しい中、(多くの税が使われる)建物ありきの現計画を白紙に戻したい。」

と、現市政の推進する各計画に対し『待った』をかける考えを示しました。

また同氏は、自身の選挙公約として地場産品の販売推進を掲げていますが、

「中部縦貫自動車道(延伸が地場産業推進の)チャンス。市民の所得向上へ、広報だけでなく、市長として営業をしていきたい。」

と、出馬表明時の記者会見で語っています。

【高田育昌(たかだやすまさ)氏プロフィール】

生年月日:1960年8月10日
出身地:福井県大野市
出身校:金沢経済大学(中退)           
党派:無所属
主な経歴:金沢経済大(現金沢星稜大)中退後、家業の酒類販売業や、IT企業の役員を経験する。2015年開催された同市議選に出馬・当選し、1期目の途中で今選挙への出馬に伴い辞職した。

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小中学校再編は「再考路線」で両氏平行線!政策論点の違いが見えにくい情勢に

小・中学校の再編問題は、市の将来を担う子供たちの教育体制強化の上で、スピード感を持って解決していかなくてはならないところですが、両氏とも市の財政難などを理由に、現市政が進めていた計画を再考すべき、という態度に違いは見られません。

告示前の8日、両氏が参加した討論会において、石川氏はあくまで「見直し」を主張する中、高田氏は「白紙撤回」をアピールするなど、若干高田氏の方が語気が強く、どちらの意見が市民の意思と合致するかが焦点となってきます。

人口減少への歯止め政策や、市財政改革などといったその他の論点も、両氏の主張が似かよっていて色分けが鮮明でなく、非常に情勢予想が困難です。

ですが、高田氏が主張している政策案の方が、多少具体性・実効性の面で勝っている、という評価も多く出ています。

併せて高田氏には、市議として市議会最大派閥である「天空おおの」に所属していたという、組織的アドバンテージもあるため、現時点ではわずかに高田氏が石川氏をリードした状態で、選挙戦は進んでいる模様です。

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