日本時間16日未明、フランス・パリの世界遺産「ノートルダム大聖堂」で火災が発生しました。

火は瞬く間に燃え上がり、建物のシンボルでもある高い尖塔が焼け落ちる様は、映像で見ていても衝撃的でしたね…。

本日は朝から世界中のメディアがこの惨劇について取り上げ、被害の大きさやフランスの人々の落胆を伝えています。

ところで、一連の報道をチェックしながらふと気が付いたのですが、ノートルダム「寺院」もしくは「大聖堂」という、2つの呼び方が混在しているようです。

明文化された記事においても、全く同じ2種類の名称が確認できますから、事前知識のないリポーターがウッカリ間違ったワードを口にした…というわけでもなさそうなんですよね。

「ノートルダム寺院」/「ノートルダム大聖堂」は、どちらの表現が正しいのでしょう?

そもそも2つのワードに具体的な違いがあるのかも含め、まとめてみました。



ノートルダムの場合はどちらでもOK!

(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ノートルダム大聖堂_(パリ))

結論から申しますと、ことノートルダムに関しては、「寺院」「大聖堂」のどちらを用いても間違いではないそうです。

それで、各報道の呼称がまちまちだったんですね^^

宗教に関する言葉は使用される状況によっても大きく意味合いが変化しますが、今回のケースでは、寺院・大聖堂の双方について「どちらもキリスト教施設のことを指している」程度の理解があれば十分のように思えます。

日本人の宗教観では、なかなか理解しづらい部分もありますよね;

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寺院と大聖堂の具体的な違いとは?

とはいえ、あくまでも「ノートルダムの場合はどちらの呼び方でもOK」というだけで、キリスト教関係の全ての宗教施設について、寺院・大聖堂の2つから好きな方を選べば良いわけでもありません。

大聖堂の方が、使える範囲が絞られてくるんですよ;

まず「聖堂」というのは、キリスト教における礼拝施設の名称であり、ミサ・聖体礼儀や種々の典礼儀式が行われる建物のことを表します。

カトリック・正教会・聖公会などの教派でこの名称が用いられており、プロテスタント教派では「教会堂」といった表現になりますね。

さて「大聖堂」とは、その名の示すとおり、ざっくり言ってしまえば「大きな聖堂」のことを指します。

聖堂の規模について示しているわけですね^^

そしてこの規模とは、単に建物がデカイというよりも「機能としての規模が大きい」「格が高い」といったニュアンスを含んでいます。

更に詳しくいえば、「ローマ法王を迎えるための形式を備えている」といった条件もあるようです。

何にせよノートルダム大聖堂は、非常に重要な歴史的・文化的建造物であると同時に、フランスやその他多くの国々に住むキリスト教徒たちの「心の拠り所」だったわけですね…。

早速、多くの要人たちが再建への想いを口にしていますが、再びこちらの大聖堂が在るべき姿に戻ることを、願ってやみません。

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