(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県)

前知事の辞任に伴う新潟知事選挙は、5月24日告示され、6月10日に投開票が行われます。当記事では10日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのはいずれも無所属の新人で、元市議の安中聡氏(40)と前海上保安庁次長である花角英世氏(60)、前新潟県議の池田千賀子(57)の3候補。米山前知事の「買春疑惑」を受けての引責辞任による突然の出直し選挙戦も、大詰めに差し掛かってきました。

なお、10日の投票時間は午前7時から午後8時まで、5月23日時点での新潟県選挙人名簿登録者数は、1,935,231人(男931,469 人、女1,003,762人)となっています。

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最新の開票結果

当選 花角英世 54万6670票
   池田千賀子 50万9568票
   安中聡 4万5628票
投票率58.25%

東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が最大の争点に

真っ先に届け出をした安中氏は、第一声において

「(事故が起きれば)県民の積み重ねた努力が水泡になる。万が一のこともあってはならない。」

と述べるなど、原発の再稼働に断固反対、むしろ廃炉を進めるべきだと主張しています。

40歳という若さと行動力を前面に打ち出し、農業立国である新潟県の魅力を世界に発信、農産物の輸出をてこに、さらなる飛躍を目指していく考えを併せて主張しています。

また、3候補のうち唯一党派の支持を仰いでおらず、しがらみのない県政で利権構造からの脱却をしていくとも宣言しています。

【安中聡(あんなかさとし)氏プロフィール】

生年月日:1977年12月6日
出身地:新潟県五泉市
出身校:立正大学文学部
党派:無所属
主な経歴:2010年、参議院選挙に出馬し、自転車で県内を巡り支持を訴えたものの、6人中5位となる24,600票で惜敗。翌年故郷である五泉市議選に出馬し当選、2015年再選を果たす。2018年1月開催された五泉市長選に出馬するも、3選を果たした現職候補に敗れている。

一方の花角氏は、原発推進する与党自民党の全面支持を受けるものの、第一声などにおいて、

「(原発再稼働については)検証結果を待ってからリーダーとして一定の結論を出す必要があれば、皆さんの信を問うこともある。」

と語るなど、再稼働について慎重な姿勢を示しています。

また、同氏は選挙公約として、

・新潟ブランドの発掘・育成・トップセールス
・長岡・上越間の新幹線整備
・自助・共助・公助の連携による地域力の強化

などを掲げ、強固な組織力を武器に選挙戦を進めています。

【花角英世(はなずみひでよ)氏プロフィール】

生年月日:1958年5月
出身地:新潟県佐渡市
出身校:東京大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後運輸省(現国土交通省)に入省し、観光政策課長や観光庁総務課長などを歴任した。2015年には新潟県副知事に就任、2015年には海上保安庁次長を務めていたが、今選挙に先立ち先月退官した。

最後に届け出を済ませた池田氏は、推薦する野党幹部がずらりと顔を揃えて開催された出陣式において、

「原発が止まっていてもゼロになっても雇用が確保され、地域経済が回る検証を即座に始める。」

と宣言するなど、同じく野党派であった前米山知事の原発再稼働への慎重路線を、継承していく考えを示しています。

また、出陣式に駆け付けた自由党の森裕子参議院議員もマイクを持ち、『官邸に逆らえない高級官僚』と、最大のライバルである花角氏を揶揄するなど、野党一丸となって与党派候補を倒す気概を前面に出しながら、選挙戦を続けています。

【池田千賀子(いけだちかこ)氏プロフィール】

生年月日:1961年1月
出身地:新潟県柏崎市
出身校:歯友会歯科技術専門学校(現明倫短大)
党派:無所属
主な経歴:1981年、柏崎市役所初の歯科衛生士として入職、22年間にわたり歯科保健の仕事に携わった。2003年に同市市議選に初出馬して当選すると、以降3期連続当選を果たし、市議会副議長も務めた。2015年には新潟県議に当選し1期目途中であったが、今回の立候補届け出により自動失職。

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自民党からの支持を受ける花角氏と野党統一候補である池田氏の激しい一騎打ち

今選挙は、確かに原発再稼働の是非が争点であるものの、現在加計・森友問題で追い詰められつつある安倍政権が推す花角氏と、「野党共闘候補」である池田氏による代理戦争の様相が色濃く出ています。

とはいえ当初、自民党は「政党色を出すのは、有権者感情的に好ましくない。」という判断から、幹部らを応援に派遣しませんでしたが、党首はじめ幹部総動員で支援をする、野党陣営候補を引き離せない状況が続きました。

業を煮やした自民党は6日、二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長を県内に送りテコ入れを図り、その結果現時点では若干ながら、花角氏リードで選挙戦は進んでいる模様です。

正直、安中氏はこの代理戦争の蚊帳の外である感が否めませんが、「池田氏VS花角氏」の争いは、週末の論戦次第で勝敗の分かれるデッドヒートであるということに間違いなく、最後まで両陣営とも予断を許さない情勢になっています

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