(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/宮崎市)

任期満了に伴う宮崎市長選挙は、1月21日に告示され、同28日に投開票が行われます。当記事では28日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職の戸敷正氏(65)と、医師で元市健康管理部長を務めた伊東芳郎氏(48)、同じく医師で元県議の清山知憲氏(36)の3候補で、現新三つ巴による選挙戦が繰り広げられることとなりました。

なお、28日の投票時間は午前7時から午後8時まで、1月20日時点での市選挙人名簿登録者数は、33万3,660人(男15万4,729人、女17万8,931人)となっています。

また、同じ日程で行われる宮崎市議補選には、元職・新人の計6人が立候補、ただ1つの議席を奪い合う大混戦となっています。

スポンサーリンク?

最新の開票結果

当選 戸敷正  64,006票
   伊東芳郎 21,269票
   清山知憲 53,710票
※投票率29.24%

3期目を目指す現職に若い新人2人がどこまで対抗できるか

前回の選挙では、共産党推薦の対立候補に対し、約6倍もの大差をつけ2選を果たした現職の戸敷氏は、

「これまで培った経験を十分に発揮し、粉骨砕身の覚悟で次期市長選に挑みたい。」

と、3期に向けての出馬を早い段階から表明。

在任中に実施した、防災対策や企業誘致の実績のアピールを軸に、自身が掲げる宮崎駅周辺の「アリーナ新設構想」の実現に向けて、市政の続投を訴えました。

【戸敷正(とじきただし)氏プロフィール】

生年月日:1952年8月31日
出身地:宮崎県宮崎市
出身校:宮崎県立農業大学校
党派:無所属
主な経歴:佐土原町(宮崎市に編入)役場入庁、同町長を2期務めた後、2006年宮崎市長選に初出馬するも現職候補に敗れ落選、2010年の再出馬で当選2期を務める。

強力な現職候補に対抗する新人1人目は、元厚生省官僚でもある伊東氏で、

・中学生までの医療費完全無料化
・年金支援
・市街化区域・調整区域の見直し

などを中心とした、市政における「未現実7項目」を当選の暁には「300日で解決」させると、公式HPで力強く宣言。

それを実現できるだけの、23年に及ぶ行政経験で培った国とのパイプ、人脈や政策実現力が自分にはあることを、有権者に向けてアピールしました。

また、JR宮崎駅前で挙げた第一声では、

「最大の争点は市のアリーナ建設の是非だ。150億円の借金をして取り組む課題ではない。」

と述べ、現市政に真っ向から反発する姿勢をアピールしました。

【伊東芳郎(いとうよしろう)氏プロフィール】

生年月日:1969年12月
出身地:宮崎県宮崎市
出身校:宮崎医科大学
党派:無所属
主な経歴:厚生省入省後、長崎県・福岡県・東京都など各地で医療に携わる職を歴任、宮崎県帰郷後は、宮崎市役所に入庁し健康管理部長として勤務。

3候補の中で最も若い元県議の清山氏は、

・人口の流出…1,700の市町村でワースト16位(994人/年)
・市会計の借金増大…総額約3,300億円
・市内高校・大学卒業生の県外流出による人手不足の悪化…有効求人倍率1.4倍で過去最高
などを同市が抱える課題に挙げ、「課題解決型の市政改革が必要だ。」と自身の公式HPで訴えています。

またその実現には、フェニックス・シーガイア・リゾートや青島、プロ野球・プロサッカーキャンプといった、宮崎市が持つ観光資源を有効活用すべきだとしています。

さらに、何より人口40万人という「中核市」としてのパワーを、いかんなく発揮できる市政を実行する、「柔軟な発想と行動力のある若いリーダー」が必要であるとも述べています。

【清山知憲(きよやまとものり)氏プロフィール】

生年月日:1981年10月31日
出身地:宮崎県宮崎市
出身校:東京大学医学部
党派:無所属
主な経歴:米国ニューヨークでのインターン終了後、宮崎大学第3内科入局、2011年宮崎県議選に初出馬しトップ当選、2期を務める。

スポンサーリンク?

自民党の分裂支援がどう影響するかがカギ

前回市長選では、ぶっちぎりで2選を果たした現職の戸敷氏ですが、その時得られていた自民党の推薦が清山氏の出馬表明により、党内で推薦者をどちらにするか意見が割れたため得られず、各支部の意思を尊重しての「自主投票」となっています。

自民党支持層の票が、戸敷氏と清山氏で割れることになるため、漁夫の利的に伊東氏へチャンスが回ってくることも考えられます。

また、福岡市や日南市などといった市政が順調であり、併せて経済も活性化している近隣都市の首長がそれそれ「30代」と若いことから、変革と新風を望む期待の声が高まれば、大きく清川氏に流れが向かう可能性も捨てきれません。

とは言えやはり、市内に9つある自民党市部のうち、6支部からの支援を取り付けた戸敷氏が優勢であり、新人2候補が必死に食らいついていく形で、選挙戦は進んでいくと予想されます。

スポンサーリンク?