(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/南島原市)

任期満了に伴う長崎南島原市長選挙は、6月3日告示され、10日に投開票が行われます。当記事では10日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、新人で元県議の松島完氏(38)と現職の松本政博氏(70)の2候補で、現新一騎打ちの選挙戦も、週末の論戦を残すのみとなりました。

なお、10日の投票時間は午前7時から午後6時まで、2日時点での南島原市選挙人名簿登録者数は、4万25人(男1万8,533人、女2万1,492人)となっています。

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最新の開票結果

   松島完  10,945票
当選 松本政博 18,574票
 

雇用の創出・子育て支援などの人口減少対策が争点

南島原市は、2006年に8町が合併して誕生した市であり、潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録への期待が高まっているものの、市誕生以来約20%に達しているしている、人口減少の歯止めが最大の課題です。

そんな中、同市にある『ありえコレジヨホール』近くで出陣式を開いた松島氏は、

「(人口減少を止めるには)なんとか人を呼び込まなければならないが、この4年間の市の行動はこれとは逆のものだった。」

と、現市政を開口一番強く批判しました。

また、同市の初代市長を務めた父、世佳(つぐよし)氏をして「政治に関して勉強熱心」と言わしめている自身の行動力・発信力・コミュニケーション力を活かし、市を発展に導くリーダーになると宣言、有権者に支持を訴えています。

【松島完(まつしまかん)氏プロフィール】

生年月日:1979年
出身地:長崎県南島原市
出身校:明治大学・早稲田大学大学院
党派:無所属
主な経歴:明治大学卒業後イギリスに留学し、早大大学院公共経営研究科修了する。予備校講師や長崎大学非常勤講師などを経験後、2007年出馬した長崎県議選において史上最年少当選を果たす。2011年に2選、2015年に3選するなど政治家としてのキャリアを順調に積み上げながら、県議としての公約達成度を示す「マニフェスト」大賞も受賞している。

一方、現職候補である松本氏は、防災ラジオの全戸配布や、小中学校の教室へのエアコン整備などを、1期目の実績とアピールするとともに、

「次の4年間をどうするかが大事、みなさんとともにこれからも『住みたい』と、思える南島原市をつくりたい。」

と、2期目に向かう意欲を第一声で述べました。

また同氏は、2期目における選挙公約・政策方針として、

・名産品であるそうめんの海外輸出強化
・高校生までの福祉医療費助成拡充
・世界遺産(候補)関連施設の整備
・愛野小浜バイパス建設促進

などを掲げるとともに、それらを実現するための財源についても、自身が市長として築いてきた、国・県との太いパイプで確保可能だと主張しました。

【松本政博(まつもとまさひろ)氏プロフィール】

生年月日:1948年4月20日
出身地:長崎県南島原市
出身校:長崎県立口加高等学校
党派:無所属
主な経歴:高校卒業後は家業である農業に従事していたが、1995年に加津佐町議会議員選挙へ出馬・当選し、以後3期を務めた。2006年の市誕生に伴う市議選に出馬し当選すると、こちらでも3選を果たす。2014年5月、当時の現職南島原市長・副市長が官製談合防止法違反などで逮捕、辞職したことに伴う出直し市長選に出馬し、当選して第3代市長に就任した。

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現職・自民推薦の松本氏優勢も予断を許さない情勢か

現職市長として、1期目の実績をアピールする松本氏の政治手腕については、完璧とは言えないものの、市財政などを回復させたとして一定の評価が集まっています。

さらに、与党自民党が推薦を決め、組織的な選挙戦を繰り広げているため、現状では「松本氏若干リード」で、今選挙は進んでいる模様です。

とはいえ、若さと行動力で県議時代に華々しい政治活動をしてきた松島氏に、大きな期待を寄せる声も多く、初代市長である父親の支持者たちも、いまだ残っていることを加味すると、週末の論戦次第では「接戦」になる可能性もあります。

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