(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/水俣市)

任期満了に伴う熊本県水俣市長選挙は、1月28日告示され、翌2月4日に投開票が行われます。当記事では2月4日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元市議で新人の高岡利治氏(59)と、再選を目指す現職の西田弘志氏(59)、の現新候補で、奇しくも同年齢の2人による一騎打ちが、いよいよクライマックスに差し掛かっています。

なお、2月4日の投票時間は午前8時から午後5時まで、1月27日時点での水俣市選挙人名簿登録者数は、2万1,506人(男9,832人、女1万1,674人)となっています。

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最新の開票結果

当選 高岡利治 7,328票
   西田弘志 6,547票

地元企業との連携か市民目線での市政運営かの選択選挙に

商工会議所や自民党、保守系の市議の支援を受ける高岡氏は、その出馬について、

「水俣には基幹産業がある。しかし行政が企業側と連携を取れていない。今のままではこの街は生き残れない。」

と、市議時代から問題提起してきた、現市政における地元企業との、コミュニケーション不足を指摘。

「基幹産業」とは、市内に関連会社が多い、グループ全体で3,300人を超える従業員を抱えている、「チッソ(JNC)」のことを指しますが、

「(チッソをはじめとする)地元企業が元気になれば、福祉や子育てなどでも地域により貢献してもらえるし、企業誘致にもつながる」

と、連携強化によって市の財政が潤うという考えを、有権者に向けて訴えました。

【高岡利治(たかおかとしはる)氏プロフィール】

生年月日:1958年7月1日
出身地:佐賀県唐津市
出身校:日本体育大学
党派:無所属
主な経歴:高校教諭、ビジネスホテル社員、県議秘書などを経験したのち、2007年の同市市議会議意選挙で初当選、3期を務めた。

一方、現市長の西田氏は、宮本勝彬前市長から継承した「環境」での街づくりに、「健康」を加えていくという2期目の市政方針と出馬意思を、昨年9月の段階で早々と表明。

リベラル系や共産党の市議、市民団体などといった支援者が押し寄せた出陣式において、

「企業に抱えられた政治ではなく、市民一人一人と議論してつくっていくのが水俣の市政。」

と第一声を発し、チッソなど企業との連携による市政運営を強調した高岡氏を、真っ向から批判しました。

加えて、水俣川河口臨海部振興構想や、道の駅・海の駅構想をまとめるなど、掲げたマニフェストの96%を達成・着手できたとする、「1期目の実績」をアピールするとともに、

「海の玄関口、高速道路、新幹線駅がある強みを生かして新しい水俣をつくる。」

と宣言すると、支援者からの大きな拍手や声援が上がり、選挙戦への手ごたえを確認していました。

【西田弘志(にしだひろし)氏プロフィール】

生年月日:1958年11月2日
出身地:熊本県水俣市
出身校:水俣高校
党派:無所属
主な経歴:水俣市立水俣第一小学校PTA会長、水俣青年会議所理事長などを経て、2003年水俣市議会議員に初当選し3期を務めた後、前回市長選で元職である江口氏を破り市長に就任。

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現市長の2面性が果たしてどう影響するかに注目

2014年の前回市長選において、自民党の推薦を受けた江口氏を破り、無所属新人として見事市長に座についた西田氏。

ですが、先の衆議院選挙では、自民党の金子議員の支援舞台で先頭に立ったものの、市長選では共産党やリベラル派の支援を仰ぐなど、立場の2面性が指摘されています。

西田氏の立場の不明瞭さによる、善悪を別にして自民党も態度を決めかねたのか、対抗馬である高岡氏に対して、党として「推薦」はせず「支援」にとどめたため、自民党市支部は自主投票を決めています。

結果として、最大票数となるであろう自民支持票が両者に割れてしまうことや、現職候補のアドバンテージを加味すれば、「西田氏有利」の情勢で選挙戦は進んでいくと考えられます。

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