(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/松戸市)

任期満了に伴う千葉県松戸市長選挙は、6月3日告示され、10日に投開票が行われます。当記事では10日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職で3期目を目指す本郷谷健次氏(69)と、共産党地区職員で同党公認のミール計恵氏(48)、元県議で無所属の川井友則氏(42)に加え、元飲食店員で「NHKから国民を守る党」公認の中村典子氏(40)の4候補。

党公認候補2無所属2という図式の、現新入り交じった4候補による選挙戦が、中盤に差し掛かっています。

なお、10日の投票時間は午前7時から午後8時まで、2日時点での松戸市選挙人名簿登録者数は、40万9,709人(男20万3,749人、女20万5,963人)となっています。

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最新の開票結果

当選 本郷谷健次 66,498票
   ミール計恵 15,867票
   川井友則 28,013票
   中村典子 5,902票

建設費約300億円を費やした市民総合医療センターの是非が最大の争点

3月1日の時点で、市長選出馬を表明していた本郷谷氏は、近隣の市長や県議、市議ら約500人名の支援者を集めた出陣式において、

「市立総合医療センターや、たくさんの保育所を開設したことで、待機児童ゼロを達成した。子育てしやすい街となり、人口は着実に増えている。」

と自身の2期8年にわたる、市運営にでの実績をアピ―ル。

演説後は、支持者と共にこぶしを突き上げ、意気揚々と選挙カーに乗り込み、市内へ繰り出しました。

【本郷谷健次(ほんごうやけんじ)氏プロフィール】

生年月日:1946年8月29日
出身地:愛知県名古屋市
出身校:東京大学経済学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、新日鉄に入社し人事や財政部門に所属。1996年退社すると会計学の勉強を始め会計監査法人に入所後は、行財政の会計担当やコンサルティング業務を行っていた。選挙歴としては、2006年の松戸市長選挙に出馬するも、現職市長であった川井敏久氏に惜敗。すかさず出馬した同市議会議意戦で当選し1期を務めた。2010年に出直し出馬した同市長選で川井氏を僅差ながら破り新市長に就任、現在2期目。

一方、公認を受ける共産党の県議や市議のほか、立憲民主党の生方幸夫衆院議員も応援に駆け付ける中、JR松戸駅前でマイクを手にしたミール氏は、

「税金を市民のために使う。(現市政は)規制緩和・大型開発・ばらまきの市政、こんな金・金・金の政治をなくす。」

と、争点である市民総合医療センターの建設を含め、ハコモノ主義に現市政を強烈に批判しました。

【ミール計恵(かずえ)氏プロフィール】

生年月日:1969年8月
出身地:東京都大田区
出身校:都立大学法学部
党派:共産党
主な経歴:弁護士資格取得後は、法テラスにおいて松戸支部支部長を務めるなど、24年間にわたり民事法律扶助の仕事に従事した。

元千葉県議の川井氏は、その第一声において

「(市民総合医療センターの建設は)64億円で済むとしながら300億円かかった。問題点を検証する。」

と指摘しました。

さらに同氏は、旧市立病院跡地を市の北松戸支所として、利用するアイデアを提案しつつ、「世代交代」による市政改革が必要であると主張、300か所を目標に市内をくまなく巡って、遊説を続けています。

【川井友則(かわいとものり)氏プロフィール】

生年月日:1975年8月23日
出身地:千葉県松戸市
出身校:千葉県立松戸矢切高校
党派:無所属
主な経歴:高校卒業後、東京コミュニケーションアート専門学校に入校。2011年に開催された千葉県議会選に初出馬・初当選を果たすも、2期目を目指した2015年の同県議選では敗れている。2010年まで市長を務めた川井敏久氏の次男。

最後の届け出となった中村氏は、JR松戸駅西口前放った第一声において、

「シングルマザーの経験をいかし、弱い立場の女性のSOSに応える、市政を実現する。」

と、約50名駆け付けた支援者たちに、より一層の支持を呼びかけました。

また同氏は、市長選の公約として

・NHK受信料集金人の戸別訪問を規制する条例制定
・スマートフォンの購入費・通信費助成
・電動アシスト自転車購入補助金

などといった、市民生活に直結する事柄を掲げ、その実現に努めていくと強調しました。

【中村典子(なかむらのりこ)氏プロフィール】

生年月日:1977年9月10日
出身地:大阪府寝屋川市
出身校:不明
党派:NHKから国民を守る党
主な経歴:元飲食店店員のシングルマザー。所属する党において、ビラ配りなどの政治活動を進めていたが、党代表で東京都葛飾区議の立花孝志氏から勧めに応じ、市長選出馬を決意した。

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2期8年の実績を強調する現職市長優勢の見込み

元々市町村クラスの首長選挙は、知名度と地盤に勝る現職候補が優勢ですが、3年連続で待機児童ゼロを達成し、民間調査で「共働き・子育てしやすい街1位」との評価を受けた、本郷谷市政を評価する声は、非常に強いものがあります。

対抗する3候補も独自の公約を掲げながら、争点である市民総合医療センターの建設について持論を展開しているものの、どの候補についても決定打に乏しいという見方が広がっています。

結果、本郷谷氏の3選が濃厚である情勢で選挙は進んでおり、元市長の次男という「肩書」を持ち支持地盤を拭き継ぐ川井氏が、唯一の対抗候補として前市長の雪辱を果たせるのかに、もっぱら注目が集まっています。

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