(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/黒部市)

任期満了に伴う黒部市長選挙は、8日告示され、15日に投開票が行われます。当記事では15日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元市議会議長の川上浩氏(62)と、元県議会議長である大野久芳氏(69)、さらに前市議会副議長の川本敏和氏(60)の3候補。いずれも無所属保守系、新人同士による三つ巴の争いも、当落を左右する週末の論戦を残すのみとなりました。

なお、18日の投票時間は午前7時から午後8時まで、7日時点での黒部市選挙人名簿登録者数は、3万5,113人(男1万6,999人、女1万8,114人)となっています。

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最新の開票結果

   川上浩  8,409票
当選 大野久芳 9,480票
   川本敏和 4,548票

現堀内市長の予想を覆す引退による自民系県・市議同氏の争いは激化

昨年末の定例市議会の最終日、「次のリーダーにバトンを渡したい、ずっと前から決めていた。」と突如引退を表明した堀内現市長の発言を受け、自民系の県議や市議ら三氏が年始早々、先を急ぐように出馬を表明。

その中でも、真っ先に出馬の届け出を済ませた川上氏は、その出陣式において、

「身の丈に合った財政運営にして、後世に(市債などの)ツケを残してはならない。」

と述べるなど、市財政のコンパクト化による借金の削減を訴えました。

加えて、自身の選挙公約として、

・第2子からの保育費無料化
・インフルエンザ予防接種費用の助成
・地域交流センターの整備
・企業・商店街活性化への援助

など、子育て・健康・安全・経済活性化に向けて尽力していく姿勢を強調しました。

【川上浩(かわかみひろし)氏プロフィール】

生年月日:1955年4月17日
出身地:富山県黒部市
出身校:電気通信大学
党派:無所属
主な経歴:1990年、旧夏木町議に初当選し、合併後はスライドで市議となり連続4期を務めた。スポーツの振興に力を入れており、黒部市のアーチェリー協会長、相撲連盟会長、野球協会副会長、体育協会理事などを歴任している。

一方、市内に設置した自身の選挙事務所で第一声を発した大野氏は、

・赤ちゃん誕生祝い金の新設
・高等学校への進学支援拡充
・青少年サークルの育成
・若い世代の雇用。定住化促進

などといった、若年層を強く意識した公約を掲げています。

また、その中で同氏は、

「(堀内現市長が目指していた)将来都市像を引き継ぎながら、次のステージに挑戦する。」

と、現堀内市政を継承していく考えを、併せて公言しました。

【大野久芳(おおのひさよし)氏プロフィール】

生年月日:1949年2月27日
出身地:富山県黒部市
出身校:富山県立桜井高校
党派:無所属
主な経歴:学校卒業後は地元衣料小売店などに勤務したのち、1991年黒部市議選に初当選し政治の道へ。市議を2期経験したのち、1999年には富山県議選に鞍替え出馬、見事当選を果たすと連続4期を務め、県監査委員や議会副議長、自民党県連組織委員長などを歴任した。

前述した大野氏同様、進む高齢化と人口減に歯止めをかけたいとする川本氏も、

「若い方々がしっかりと地域に根付くことで、持続可能な黒部市になる。一緒に作り上げようではありませんか。」

と、出陣式に集まった約300人の聴衆にアピール。

併せて同氏は、自身の政治のありかたについて、ふるさと黒部と環太平洋の新時代を切り開いていくと意気込み、

・企業誘致による若者・女性の活躍の場育成
・スポーツ・文化活動の進行
・健康寿命の延伸
・生涯学習の推進

などといったマニュフェストを実行に移し、豊かで朗らかなまちつくりを進めていくと述べています。

【川本敏和(かわもととしかず)氏プロフィール】

生年月日:1958年1月7日
出身地:富山県黒部市
出身校:富山県立魚津工業高校
党派:無所属
主な経歴:高校卒業後は長く自動車販売・修理会社に勤め役員にも就任。市青年会会長や、PTA会長などを歴任しつつ、2010年の市議選に立候補し当選、2014年再選している。

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野党・革新派不在の保守3候補相打ち選挙は混迷の様相

年の瀬に起こった現市長による突然の引退発表を受け、自民党他保守与党派候補の一本化を図ったものの、結果として捕手は3名が争う形となった今回の黒部市長選挙。

新人3人による混戦模様に、有権者の関心は日に日に高まっている一方、いずれの候補も財政の健全化や子育て支援、観光振興などを政策に掲げ、争点がはっきり見えてきていないのが現状です。

3人の地盤はくっきりと分かれており、2006年に旧黒部市と、旧宇奈月町が合併して新黒部市が誕生して以来続く、地域間の政治的綱引きが影響しているという見方があり、「市民不在」の市長選だという批判の声も、一部からは上がっています。

いずれにせよ、情勢予想は困難を極めていますが、県議として副議長や自民党県連の要職を担ってきた大野氏が若干リード、それを他の2候補が猛烈に追っている、という状況であるとみられます。

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