コメダ珈琲店が11月13日より発売している季節のシロノワール「シロノワールプリン」の広告が、とてつもないインパクトであると話題を呼んでいる模様です。
実際のポスターを見てみると、シロノワールの下においしそうなプリンが連なっており、なるほど凄まじいボリュームであることが伺えますね!
シロノワールの基礎部分がプリンになっている状態なので、相対的な大きさを考えれば、相当な「巨大プリン」が使われていそうです。
ただSNSやまとめサイトにて、「シロノワールプリンはとんでもない誇大広告だ!」と指摘するコメントを複数見掛けました。
「実際のところ、デザートにプリンは付かない」というのですが、これは一体どういうことでしょう?
プリン味だがプリンではない!?

コメダの新商品情報によると、シロノワールプリンは「なめらかな口どけのカスタードクリームをデニッシュパンにサンドし、ソフトクリームの上からはほろ苦いカラメルソースをかけた、喫茶店のプリンがコンセプトのシロノワール」らしいです。
後半の「喫茶店のプリンがコンセプトのシロノワール」という部分がミソで、同スイーツはあくまでもシロノワールであり、プリンではないんですね…。
喫茶店で提供されるような昔懐かしいプリンの味をシロノワールで再現したと視覚的に分かりやすく伝えるため、あくまでも「イメージしやすいように」写真を掲載しただけであり、実際のメニューにプリンは付かないということです!
プリン味がするチョコレートのパッケージにプリンそのものの写真が載っているケースは多いですが、今回の広告もそれと同義と理解できるでしょう。
広告に込められたコメダの意図とは?

とりあえず、話題の新製品はプリンとシロノワールがタッグを組んだものではなく、「プリン風味のシロノワール」と理解することができました。
改めて広告を見てみると、「※写真はイメージです。実際の商品にプリンは付きません」との補足もありますね。
冒頭でも触れたように、シロノワールを乗せようとすれば相当な大きさと強度を誇るプリンが必要となりますから、現実的に考えればプリンのシロノワール乗せはあり得ないのですが、「それでもボリューミーなメニューで有名なコメダなら、やってくれるのでは!?」という期待も相まって、間違った解釈が広まってしまった模様です。
なおコメダ珈琲店の広報は、試食時に「プリンそのものだ!」との評価が多かったことを引き合いに出し、広告の意図について「プリンそのものを表現したシロノワールであることを分かりやすく伝えたいという思いがあった」と説明しています。
現状では「この表現は誤解を招くでしょう…。誇大広告、さすがにやりすぎ」といった声も上がっているようですが、シロノワールプリンが本当に「まさにプリン!」という美味しさであれば、広告の評価もまた変わってくるかもしれませんね!