荒野行動・PUBG・フォートナイトといった超人気ゲームについて、「サービスが終了する」との噂が流れています。
こと荒野行動に関しては以前にもサービス終了のデマが拡散し、NetEaseが誤解であるとの声明を出したことがありましたが、今回の件に信憑性はあるのでしょうか?
火のない所に煙は立たぬともいいますし、このような話が広まるに至った原因も含めてリサーチを進めました。
サービス終了の噂は単なる「誤解」?
調べたところ、現時点においてこれらのタイトルがサービスを終了するとの公式な案内は出ておらず、おそらくは「デマ」であることが判明しました。
そして多くの方たちの見立てでは、今回の騒動はとある「誤解」をきっかけに発生したものであるといいます。
というのも、かねてからゲーム規制強化の姿勢を打ち出していた中国において、「オンラインゲームの認可」審査が実施され、そのふるいに掛けられた該当の3作がサービス禁止に追い込まれたんですよ;
中国はもともとゲーム産業の大変盛んな国ですが、子供の成長や勉学などの影響に配慮するという大義名分のもと、様々な作品に対する締め付けも行われているんです。
「暴力表現」や「下品な内容」のゲームが対象といいますが、その実は「共産党の価値観と相容れないゲームコンテンツを排除するためのプロセス」とも揶揄されていますね。
それはともかく、中国市場をごっそりと失うことは、規制の対象となったゲーム会社にとってはすさまじい大打撃です;
経済的な影響はゲーム業界以外にも波及するといわれており、関連のニュースはここ日本の経済紙などにおいても大きく報道されていましたね。
こういったニュースから「中国」という主語が失われて独り歩きしたことが、今回のサービス終了に絡む噂の真相と推察されているわけです。
デマというよりも、「誤解」が広まってしまった結果だろうという見立てですね。
日本への直接的な影響はないが…
ということで荒野行動・PUBG・フォートナイトの3作については、今のところ日本におけるサービス終了の事実はありません。
ただ、今や世界の動向に大きな影響力を持つ中国での出来事が、間接的なかたちでこちら側へも波及してくる可能性は少なくありせん。
既に日本市場向けにローカライズしたゲームの開発に舵を切ったメーカーもあるといいますが、このような変化は悪いものではありませんね^^
ただ、中国当局の規制は自国のゲームタイトルに対しても容赦なく行われていますので、今後禁止の指定を受けた中国発のコンテンツはその存在自体が消されてしまう事態にもなるでしょう。
今回紹介した3作レベルで世界中に多くのファンを誇る作品ならば良いですが、頼みとなる中国市場から締め出された結果として、サービス終了せざるを得なくなるゲームも出現しそうです。
そういう意味では対岸の火事と侮ることなく、その動向を今しばらく注視する必要がありそうですね!
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