(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/岸和田市)

前市長の辞職に伴う大阪府岸和田市長選挙は、1月28日告示され、翌2月4日に投開票が行われます。当記事では2月4日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元府議である永野耕平氏(39)、元市議で無所属の西田武史氏(52)、前市長で無所属の信貴芳則氏(56)の3候補。

信貴氏にとっては、再度市民に信を問う出直し選挙となっており、すでに3つ巴による激しい論戦が展開されています。

なお、2月4日の投票時間は午前時から午後時まで、1月27日時点での市選挙人名簿登録者数は、16万2,886人(男7万7,190人、女8万5,696人)となっています。

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最新の開票結果

当選 永野耕平 20,165票
   西田武史 11,615票
   信貴芳則 18,198票
投票率31.43%

焦点はズバリ「政治とカネ」、疑惑の払しょくと再信任を前市長が得られるのか

金銭疑惑を受けての不信任案提出前に、慌てて辞職・再出馬した前市長に対して、

「(前市長の出直し出馬は)論外、(不祥事によって失墜した)岸和田の信頼を取り戻したい。」

とその第一声で一喝したのは、地元政党である大阪維新の会の公認を受け、出馬した永野氏。

同氏は、維新代表の松井一郎現長府知事と連携し、保健所や児童相談所の設置やそれを実施するための地方交付税の増額がされる、「中核市」を目指すと述べ、

「(中核市となって)強い権限を持ち、教育・医療・福祉など、市民の暮らしに寄り添う素晴らしいまちづくりをしたい。」

と、その意欲を市民にアピールしています。

【永野耕平(ながのこうへい)氏プロフィール】

生年月日:1978年4月25日
出身地:大阪府岸和田市
出身校:関西学院大学法学部
党派:大阪維新の会
主な経歴:岸和田学園副園長、岸和田青年会議所理事、村川学園監事などを経て、維新政治塾に入塾。2015年の大阪府議会議員選挙に初出馬し当選、1期を務めた。

同市の選挙事務所で開催された出陣式に、支持者ら約300人が集め、その前で後援会長の森元安夫氏をして、「情熱だけはどの候補にも負けない」と背中を押された西田氏は、

・市の財政改善…市有財産の売却による税収確保など
・教育改革…小中一貫教育の推進など

がその政策の2本柱であることを、敗れた前回市長選の頃から一貫して主張。

当然、同氏も前市長の金銭疑惑にも大きな批判を寄せつつ、

「(前回市長選時から)市の状況は大きく損なわれている、岸和田を改革するのは私しかいない。」

と、力強い口調で有権者に向け訴えています。

【西田武史(にしだたけし)氏プロフィール】

生年月日:1965年5月4日
出身地:大阪府岸和田市
出身校:同志社大学
党派:無所属
主な経歴:飲食店経営、会社員、専門学校事務長などを経て、2011年の同市市議会議員選挙で初当選、再選を果たした2期目には市議会副議長を務めた。

一方、辞職から2か月余りでの出直し選挙突入となった信貴氏は、2014年の市長選前に自民党の推薦を得るため、党支持者に現金200万円を提供したことについて触れ、

「みなさまに、奈落の底に突き落とすような思いをさせた。」

と、その第一声でまず謝罪しました。

同氏は、37歳の時に肺動脈瘤破裂を発症し一時意識不明になり、命の大切さや医療の有り難さを痛感し、それが

「地方政治に携わることで地域社会に貢献したい。」

という政治を志すきっかけとなったと述べ、その当時抱いていたの熱い初心に立ち返ると強調。

中学校給食の開始などといった、在任中の実績をアピールしながら、さらなる子育て施策の推進などを打ち出して、市民の信頼を取り戻したい考えです。

【信貴芳則(しぎよしのり)氏プロフィール】

生年月日:1961年2月日
出身地:大阪府岸和田市
出身校:同志社大学
党派:無所属
主な経歴:大阪府議会議員秘書、大阪調理製菓専門学校長、岸和田市議(3期)。2013年市議を辞職し岸和田市長選挙に立候補、自民・民主党・連合大阪の推薦を得て、無所属で出馬し、対立候補に1万票以上の大差をつけて初当選。2017年11月の前回選挙で大勝、2期目に突入するも、自身の金銭疑惑を受けて電撃的に辞任。

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前市長の復権は難しい情勢か

たった2ヶ月での出直し選挙に対する、市民の反応は冷ややかであり、「選挙に使われる税金が無駄だ」という非難の声も、有権者からは多く上がっています。

正直、前職市長としてのアドバンテージが得られるどころか、信貴氏陣営が1週間という限られた選挙期間内で、こびり付いてしまったマイナスイメージを完全に払しょくをするのは、極めて困難な情勢です。

結果的に、前回選挙で次点となった西田氏が、支持基盤固めの速さと市長選の経験値から若干リード、それを大阪維新の会の公認を取り付けた永野氏が追っていく形で、選挙戦は進んでいくものと予想されます。

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