8月7日夜10時8分頃、浅間山の山頂火口で小規模な噴火が発生しました。
浅間山の噴火は2015年6月以来・4年ぶりということで、今後の状況を注視する必要がありそうです。
加えて今まさに夏休みシーズンを迎えていることもあり、観光への影響も懸念されますね。
SNS等に目をとおすと早速、「お盆休みを利用して『軽井沢おもちゃ王国』を訪れる予定だったけど、見合わせた方が良いの?」という戸惑いの声が相次いでいます。
そこで今回は、軽井沢おもちゃ王国はそもそも営業を続けているのか、また現地はどのような状況にあるのかに関し、具体的にリサーチしてみました。
浅間山噴火の状況は!?

今回の噴火を受け、気象庁は浅間山の噴火警戒レベルを「1:活火山であることに留意」から「3:入山規制」へと引き上げました。
長野県も警戒対策本部を設置して情報収集に当たっていますが、これまでのところ人的な被害の情報は入っていないそうです。
その後、新たなマグマ上昇を示す地殻変動及び噴火の発生も確認されていませんね。
とはいえ今後も噴火が発生する恐れはあるとして、気象庁は「火口から概ね4キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒」するよう呼び掛けています。
ちなみに火山灰は長野県内では確認されていませんが、群馬県側でわずかに降ったということです。
おもちゃ王国は営業中…?
さて、軽井沢おもちゃ王国は群馬県吾妻郡嬬恋村に所在する「おもちゃ」のテーマパークです。
訪れたことのある方はご存知かと思いますが、大観覧車等からは浅間山を一望することができ、地図で確認しても「浅間山のほど近く」というイメージが強いですよね。
これは何かしらの影響を受けている可能性が高いと考え、おもちゃ王国の公式サイトに目を移したところ、現在も通常どおり営業中である旨が明言されていました!
警戒レベルが3に引き上げられたため、現在は火口より4km以内への立ち入りが禁止されている状況にあるものの、おもちゃ王国は「火口より約8kmの距離に立地」しているのだそうです。
また現段階で施設・設備ともに影響を受けておらず、周囲の交通規制もないことから、「営業に支障がない」との判断に至ったのだとか。
なるほど気象庁の対応と現地の状況を引き合いに出し、ここまで具体的に説明を加えてくれているのであれば、ずいぶん安心できるというものです^^
やはり災害時には、イメージではなく事実を基に行動することが何より重要ですからね!
しかしながらこちらの情報はあくまでも、8月8日現在のものとなります。
今後の状況がどのように推移していくかは誰にも分かりませんので、気象庁の発表と公式サイトの説明には引き続き留意しておきましょう。