対象が芸能人でなくても、テレビが特集を組んだ人物に感情移入してしまうことはよくありますよね。
読売テレビで放送されている夕方ワイド番組「かんさい情報ネットten.」が密着していた「麻生川明里さん」も、多くの視聴者の関心を集めていたようです。
明里さんは10人家族の長女で、「京都大学・医学部」への合格を熱望する浪人生です。
母親からの依頼を受けて「情報ネットten.」がその動向に密着するようになり、大家族内で繰り広げられる人間ドラマを絡めながら、志望校入りを目指し努力を続ける彼女の特集コーナーがスタートしました。
4度目の京大医学部受験も残念ながら不合格
しかしながら、京大・医学部と言えば日本屈指の難関学部。
明里さんの挑戦もすんなり成功とはいかず、浪人として月日を重なることとなり、今年度の受験が実に「4度目の挑戦」だったのです。
その間、読売テレビは年度をまたいで明里さんの特集を組んだので、彼女の行く末を見守る視聴者の数もどんどん増えていったようですね。
そして先日、4度目の京大・医学部受験に臨んだ明里さんの合否が、同番組内で放送されました。
結果は、今回も不合格。
それでも明里さんは、「挑戦できて良かった。いろんなことが凝縮された3年でした」と前向きに振り返り、両親も彼女の健闘を称えたのです。
気になる明里さんの今後ですが、4浪はせず、第二志望の「慶応大学・医学部」への進学を決めたそうです。
明里さんは具体的に携わりたい研究があったため京大・医学部への入学に固執していたようですが、慶応の医学部だって、言うまでもなくかなりの難関。
彼女の努力は確実に成果を上げたと言えるのではないでしょうか。
「京大・東大以外は努力次第で何とかなる」らしいです
それにしても、慶応・医学部にパスできるほど優秀な方が4度挑戦しても失敗するほど、京大の壁は高いのですね~^^;
以前予備校関係者から「京大・東大以外は努力次第で何とかなる」と聞いたことがありますが、逆を言えば、「京大・東大は生まれ持った明晰な頭脳がなければ、いくら努力しても合格できない」ということなのでしょう。
なお、どの大学においても医学部はやはり難関なので、複数年浪人した学生が多いといいますが、東大の医学部だけは現役合格者の割合が異常に高いとも耳にしました。
「受かる人は一発で受かるし、そうでない人は何年浪人しても合格は難しい」というレベルなのでしょうね。
ともあれ、明里さんには慶応大学にて志望していた医学の道に励み、素敵な医師になってほしいなと思います^^
受験で経験した様々な苦労も、きっと彼女の人生にプラスの影響をもたらすことでしょう。
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