モーニング娘。’19の67枚目となるニューシングル「人生Blues」のCMが、大変な不評を買っているようです。
同作は働く方たちに向けた応援ソング的な楽曲で、仕事に葛藤を抱く中でも「こういう生き方をしたらどうかな」というヒントを与えるような仕上がりになっており、CM内容もそういったテーマを前面に打ち出す内容ですね。
しかしながら多くの方は、楽曲本来の良さやメッセージ性が正しく表現されていないと、厳しい指摘を入れています。
確かに絵的にも華やかな映像ではないため、当初は「単純にダサくて批判されているのかな?」と考えたのですが、それだけではない模様ですね。
今回のCMがヘイトを集める具体的な理由やファンの方たちの想いが気になりましたので、リサーチを進めました。
CMのつくりがとにかくお粗末!?
熱心なファンによる意見は後述するとして、まずは一般的なCMの感想についてまとめてみましょう。
SNSや掲示板等をチェックすると、
・チラっと聞こえる曲自体は良さげな感じなのに、ほとんど流れてこないよね。テロップの内容も薄っぺらい印象だな
・なんだかネガティブな映像が多いCMだな。途中でおじさんの声が入るのもよく分からんし。映像の割に、おじさんの声色だけ明るい点も気になる(笑)
・CMの伝えたいことは理解しづらいけど、テンポの良い曲調が伺えるね。もっとダンスシーン等を盛り込めば、興味を持つ人が多そうなのに
といった冷静な分析が見受けられましたよ。
そもそものところでCMの全体的なつくりに訴えるものがなく、取ってつけたようなナレーションやテロップも非常にチープでもったいないという意見が多かったです。
曲のメッセージ性が曲解される…?
一方、モーニング娘。’19のファンたちが一番納得できなかった点は、CMにおいてドドンとフィーチャーされている「今は辛いけど頑張るしかないよね」といったフレーズの内容にある模様です。
実はコレ、歌詞の中には全く見当たらない言葉なんですよね^^;
ちなみに「人生Blues」は作詞・作曲ともにつんく♂さんが担当しており、「ものすごく、つんくらしくて良い曲!」として、楽曲自体の評価はとても高かったんですよ!
しかしながらCMに先駆けてMVが公開された時点で、ファンの間から不満の声が噴出しはじめました。
今回のCM同様、歌詞とは全く異なる文章が映像に載せられており、しかもその内容が楽曲の良さを消してしまっているという指摘が上がってきたんです。
そのうえ外ならぬつんく♂さんが「作品メッセージが屈折してまう」と言及したため、事は更に大きくなりました。
そうなんよ。俺も全然知らんかったわ。歌詞カードの上にさらに違う文章が載ると作品メッセージが屈折してまうんやけどなぁ。。。ま、これも人生か。笑 RT @umapug: @tsunkuboy MVに歌詞以外の文字のメッセージが入っていますが、つんく♂さんが意図した物なのか気になります。
— つんく♂ (@tsunkuboy) 2019年6月3日
既に作曲者が否定しているメッセージを、CMを通じて再び強調した流れになるわけですね…。
これは多くのファンが憤り、炎上の様相を呈している現状も頷けるというものです。
なおCMには30Ver.もありまして、冒頭の15秒Ver.よりはもう少し曲の良さが伝わっているかと期待したのですが、大差ありませんでした^^;
う~ん曲自体が素晴らしいだけに、CMの演出はすごくもったいない感じがしますね。
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