アップルが音楽や動画を購入・管理するソフト「iTunes」の終了を、6月3日(日本時間6月4日)に開催する「WWDC 2019」にて発表することが濃厚だそうです。
いやいや、これは結構衝撃的なニュースですね。
2001年の初リリースから音楽の管理・鑑賞はもちろん、映画やテレビ番組・Podcastの視聴などなど、デバイスを管理する統合アプリとして革新的な役割を果たしてきたiTunes。
私自身、欠かせないツールとして愛用してきた…というか実際に今も利用しているので、現実的に今後の状況がどう変化するか、気に掛かって仕方ありません;
とりあえずCD作成の機能がなくなってしまうと本当に困るのですが、一部メディアが「iTunesがなくなってしまうぞ~」とでもいうようにセンセーショナルなニュアンスで報じており、不安になってきたため、詳細をリサーチしました。
今後の具体的な展開は?
幾つかのリークによればiTunesは今後、音楽に特化した「ミュージック」、映像や動画を管理する「TV」、そして音声の「ポッドキャスト」という3つのアプリに分離するといわれています。
実をいうとiTunesがメディアごとの別アプリに切り分けられるとの説は、今年4月頃からまことしやかにささやかれていたんですね。
というのも今回の終了自体が、登場以降機能の追加を繰り返した結果として増築しすぎたいびつな建築物のようになっているiTunesを、シンプルかつ使いやすいかたちに戻すための方策であるといわれているのです!
iTunesへの「一極集中」にここでピリオドを打ち、それぞれの部門をより洗練されたかたちでリニューアル…といったところでしょう。
これはアップル自身がエンターテイメント業界において更に存在感を高めようとしている状況の証でしょうし、それゆえに、私たちユーザー側にとっても恩恵があるはずです。
「引き継ぎ」はどうなる?
現状を整理してみると、iTunesの機能自体が完全に廃止されてしまうというよりは、より使いやすいかたちに整えたうえで引き継がれていくらしいとの推察が成り立ちます。
実際、購入した音楽や動画・管理しているプレイリストなどは、それぞれのアプリで引き継ぐことができるという話が出ていますね。
5月末にはスクリーンショットと合わせて「iPhoneやiPodなどデバイスを同期する機能も引き継ぎ」とのリークも届けられていました。
リークの内容を更に詳しくチェックすると、ミュージックアプリの機能はあくまでもiTunesがベースとなっており、音楽機能の面では「そのまま」になる可能性が高そうです。
おそらくCD作成機能もそのままでしょうし、同じ機能がいきなり有料サービスになるということもないでしょう。
やはり、廃止というよりも「分割」と理解した方が良さそうですね^^
後から追加された機能を別アプリに切り離した上で音楽とデバイス管理に絞り込んだ新Musicアプリは「iTunesの原点回帰版」という見方も出ていますし、使いやすさという点では非常に期待できると思います!
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