2月17日、東大阪市吉田下島に所在する「イトーヨーカドー東大阪店」が閉店しました。
地元からは閉店を惜しむ声が数多く上がりましたが、大型店舗の撤退に、「跡地はどうなるんだろう?」との感心も高まっています。
そこで今回はイトーヨーカドー東大阪店の「跡地」について、今後どのような活用が見込まれるのか調査してみました!
閉店したイトーヨーカドーの概要は?
2000年11月29日に関西5店舗目のイトーヨーカドーとして開店した同店は、テナントを含む売り場面積・6300坪を誇り、フードコートやアミューズメントスペース、イベントスペース等を完備していました。
オープン時の店内は多くの客でごった返し、その立地から、大阪はもとより奈良や和歌山から訪れる人もめずらしくなかったといいます。
店舗前の稲葉交差点は大渋滞を起こしていたという話もありますね。
閉店理由についてセブン&アイ・ホールディングス広報担当者は「店舗を取り巻く環境が変わってきている。インフラの老朽化や人口の減少等、社会を取り巻く環境、経営を取り巻く環境が変わる中で、周辺のお客さまのニーズに対応することが難しくなった」と語りますが、魅力的な施設がオープンすれば、十分集客を見込める立地だという気はします。
閉店後に予想される展開とは…
同店舗にはハニーズ・洋服の青山・アカチャンホンポ・Seria・スタジオマリオ・JTB・各種飲食店といった多数のテナントが出店していたものの、建物自体はヨーカドーに一括賃貸されていましたから、全てのテナントが一斉に閉じられた今、「もぬけの殻」状態が続いていますね。
ちなみに現在、同店舗跡は大手不動産会社の管理下にあり、建物自体もまだ築18年と比較的新しいことから、「新たな商業施設としてそのまま再生される可能性が高い」とみられています。
出店の候補としては、噂のレベルではありますが、独自のショッピングモールやドン・キホーテが挙がっているようですね。
その一方で広大な土地を有すことから、「佐川やヤマトなどの大手運送会社が倉庫を構えるのでは?」との見方も出ています。
地元においては「すでに佐川が土地を買い上げた」という噂が流れているとも小耳にはさみましたよ!
しかしながら近隣住民としては、やはり「新たな商業施設として生まれ変わってほしい」というのが本音のようですね。
こちらの地域に関してはイトーヨーカドーがなければすぐに代替できる店舗が見当たらないと嘆く声も多く、今回の閉店が生活の利便性を大きく低下させてしまったと語る人たちも目立ちます。
今のところは何とも断定できませんが、普通に食料・日用品を扱うスーパーマーケット的なお店が新たに入居することが、地元の方たちが喜ぶ最善の選択だという気はしますね。
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