1月21日に行われた卓球の全日本選手権男子シングルスで、張本 智和選手が水谷 隼選手を破り、中学2年生・14歳という若さで、男女を通じての史上最年少優勝を果たしました。
そんな「天才少年」の代名詞と言えば、試合中に発せられる独特の掛け声「チョレイ」だと思います。
何だか響きにインパクトがあって、すごく耳に残りますよね!
すでに、福原 愛さんの「サー!」並みの高い知名度を得ている気もします。
ところで、同じく卓球の女子有望選手である伊藤 美誠さんが、最近試合中の掛け声で「チョレイ」を叫んだと話題になっているのをご存知ですか?
当然、張本選手を意識してのことだと思うのですが、伊藤選手が「チョレイ」を採用したのはいつごろからなのでしょう?
また、何か意味があってのことなのでしょうか?
まさに「旬な話題」だと思いますので、リサーチしてみました!
「チョレイ」は魔法の言葉?
まず、そもそもなんですが、「チョレイ」とは一体何なのでしょう?
一時、「チョレイ=ちょろい」という意味で、張本選手が対戦相手を侮辱しているのではという憶測を呼び、批判の声が上がったこともありましたが、それは事実ではないようです。
張本選手本人が言うには、「チョレイ」は日本語でも中国語でもなく、自然と口から出てきた言葉ということでした。
張本選手にとって「チョレイ」は、大きな声を出すことによって自身を鼓舞する「魔法の言葉」のようなものなんだそうです。
ちなみに伊藤選手が「チョレイ」を叫んだのは、冒頭で記した21日の全日本選手権の女子シングルスが初めてのようです。
彼女も同大会で初優勝し、混合、女子ダブルスに続いて女子では史上最年少の3冠に輝いたのですが、優勝の瞬間に思わず「チョレイ」と叫んだということでした。
もしかすると喜びの瞬間に、思わず話題の「チョレイ」が口をついて出たのかもしれませんね。
もしくは、これは個人的な推測ですが、現在飛ぶ鳥を落とす勢いである張本選手の快進撃にあやかりたいという想いがあり、あえてこの叫び声をチョイスした可能性もある気がします。
そのように考えると、今後も張本選手の勢いが続くようであれば、他の多くのプレイヤーたちが口々に「チョレイ!」を叫ぶ日も来るかも知れませんね^^
さて、今大会に敗れ、5年連続10度目の優勝を果たせなかった水谷選手ですが、試合後に、「(チョレイが)うるさいから、聞こえないように耳栓でもしようかな」としつつも、「今日の張本がいつも通りの100%の力だとしたら、何回やっても勝てないと思う。張本が来る前にたくさん優勝しておいてよかった。」と、張本選手の実力を絶賛しました。
まだ若い張本選手がこれからどのようなキャリアを積み上げていくのか、非常に楽しみですね!
この記事へのコメント一覧
この記事へのコメントはありません。