日本球界及び米大リーグにおいて数々の金字塔を打ち立てたシアトル・マリナーズのイチロー選手が21日、現役引退を発表しました。

日本で行われたオークランド・アスレチックスとの19年シーズン開幕シリーズ第2戦が現役最後の試合となったわけですが、その「最終打席の判定」に大きな注目が集まっていますね。

実際の判定はアウトだったものの、多くのファンが「セーフだったのではないか?」と指摘しているのです!



最終打席の詳細は?

イチローの最終打席は8回、2-2の同点で迎えた2死二塁の場面でした。

1ボール2ストライクからファウルで粘るも、最後は6球目を打つと遊撃正面へのゴロ。

確かにギリギリのタイミングではあったのですが、わずかに及ばず遊ゴロに倒れたのです。

その裏、イチローはいったん右翼の守備についたものの交代を告げられ、割れんばかりの歓声の中でダグアウト裏へと退きました。

このように、一連の流れにおいて審判の判定に物言いが付くことはなかったのですが、直後から各種SNS等において「今の判定、誤審じゃない?」との声が上がり始めます。

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世間の反応は様々!

確かに問題の場面はかなり際どいタイミングでしたので、判定の如何に関してはファンの間でも意見が分かれています。

「どう考えてもセーフだったと思うけど、イチローの引退試合に水を差すことを嫌い、敢えてチャレンジを行わなかったのでは?」といった声が上がる一方で、「スロー再生で見直すと、やはりアウトで正しかった。周りの空気に流されないナイスジャッジだ」と、審判を評価する人たちも見受けられましたね。

私自身はテレビで視聴していてアウトかな?と感じましたし、実際に「アウト説」の方が大勢を占めているようではありますが…。

ただ多くのファンはイチローの最終打席について、単に「セーフか・アウトか?」という一点のみを論じているわけでもなく、ネット上に溢れた多種多様なメッセージからは、それぞれの人たちの「想い」が垣間見えると感じましたよ。

特に多かったのは「際どいタイミングだったけど、全盛期のイチローであれば楽々セーフにしていた打球だろう。セーフでもおかしくなかったとは思うが、イチロー自身がアウト判定に納得した様子なのを見て、一つの時代の終わりを感じた」といったニュアンスの声です。

ボテボテのゴロを足でヒットにしてしまうのがイチローのスタイルでしたから、それができなくなったことが如実に表れた最後打席は、往年のファンの目には非常に「象徴的なシーン」として映ったらしいんですね。

周りの人間が「あぁ、本当にもう限界なんだなぁ」と、彼の引退を納得できるかたちができたという点で、アウト判定になったことを「幕の引き方として非常に美しかった」と評価する見方もあります。

「アウトとはいえ、あの打球をきわどいタイミングに持ち込めるイチローはやはりすごかった」という声が上がる一方で、「いやいや、あの打球がアウトになるからこそ、イチローは引退するんだ」と語る方もいる。

この「余韻」を残す去り際こそが、イチローが大スターであるゆえんなのかもしれません。

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