(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/市川市)

昨年11月26日に投開票が行われ、立候補者全員が当選に必要な法定得票数(有効投票総数の4分の1以上)を獲得できず、再選挙となった千葉県市川市長選挙は4月15日告示され、22日に投開票が行われます。

当記事では22日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元県議の坂下茂樹氏(43)、いずれも元衆議院議員である村越祐民氏(44)と田中甲(61)の3候補。自民系の支援を受ける坂下・田中両候補と、野党統一候補である村越氏との三つ巴の選挙戦で、再度雌雄を決することになりました。

なお、22日の投票時間は午前7時から午後6時まで、3月1日時点での市川市選挙人名簿登録者数は、40万854人(男20万3,589人、女19万7,265人)となっています。

市川市長選挙2017結果速報!選挙日や立候補者、情勢予想も紹介
(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%B8%82)任期満了に伴う千葉県市川市長選は、2017年11月19日に告示され、同26日に投開票が行われます...

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最新の開票結果

   坂下茂樹 41,880票
当選 村越祐民 46,143票
   田中甲  42,931票

4ヶ月に及ぶトップ不在という異常事態を受けて2候補が出馬断念

全国で6例目の「やり直し」となった、前回選挙に出馬した5候補全てが告示直前まで再出馬の意思を持っており、前代未聞の「再々選挙」の可能性も示唆されていました。

しかし、下位2名が不出馬を表明したため、市長不在の状況が続く異常事態は、終息に向かうことになりました。

出馬を断念した前回候補者のうち、元市議である高橋氏からの支援を取り付けた坂下氏は、市内の商業施設駐車場で出陣式を開催。

応援に駆け付けた、自民党の議員や支持者を前にして同氏は、

「政治とは市民の声、その声を政策として(市政に)挑む。市民のための政治を実践したい。」

とその決意を表明するとともに、支援を決めた公明党市議団に感謝を述べました。

また、同氏は市の消防団員も務めており、その経験を生かして救命率・消防力・減災強化などに、積極的な姿勢で取り組んでいく考えを示しています。

【坂下茂樹(さかしたしげき)氏プロフィール】

生年月日:1974年11月19日
出身地:千葉県市川市
出身校:日本文化大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、金子和夫千葉県議の秘書になり、2003年4月の市川市議選で初当選を果たす。2期8年の市議在任中には、建設委員会委員長、下水道事業審議会副会長などを歴任。2011年、千葉県議選に鞍替え出馬・当選すると、前回同市長選に際し辞任をするまでの2期7年間を務めた。

一方、トップとなる2万8千票余りを集めた前回同様、野党統一候補となった村越氏は、

「(法定得票数に届かなかったが)後ろ向きになる瞬間はなかった。集会を重ねて市民の声を聴いたことで、候補者としてより強くなった。」

と語るなど、仕切り直しとなった今回で勝利し、市政を担っていく自信をのぞかせています。

またその公約として、

・保育士の確保による待機児童問題の解決
・政策決定過程の市民への開示
・公共施設の整備と使いやすさ向上

などを挙げ、『勝つのは市民だ』をキャッチフレーズにするなど、市民に開かれた市政を目指す考えを強調しました。

【村越祐民(むらこしひろたみ)氏プロフィール】

生年月日:1974年2月13日
出身地:千葉県市川市
出身校:青山学院大学国際政経学部・早稲田大学大学院(中退)
党派:無所属
主な経歴:青山学院大学卒業後、外資系コンピューター会社である日本SGI(株に就社するも1年で退社し、早稲田大学大学院に入学。大学院在学中の2003年千葉県議選に出馬し初当選した。在任7か月目に民主党の公認で衆議院選挙に出馬、今選挙の対抗候補でもある田中氏を破り国政デビューを果たす。しかし、その後は当落を繰り返し、2017年の前回衆議選ではどの党からも公認が得られず、無所属での出馬も検討したが断念した。

「市長一期目では、市のグランドデザインを描く。新交通システムとして、ロープウエー導入を検討したい。」

と、出陣式や市街での演説で自らが抱く市政のビジョンを語る田中氏は、新しい市川市を創造していく意思を強調。

また、公約として東京並みの給料確保による保育士確保や、年配者の職場作りなどを掲げるほか、支援を表明した前回選挙候補者である小泉文人氏もマイクを握り、その支持を訴えました。

【田中甲(たなかこう)氏プロフィール】

生年月日:1957年1月8日
出身地:千葉県市川市
出身校:立教大学社会学部
党派:無所属
主な経歴:市川市議・千葉県議を経験したのち、1993年の衆議院選挙で、新党さきがけから立候補し当選。1996年の選挙では民主党から立ち2選するも、党の政策と反発し2001年に離党。同年「政党・尊命」を設立し自ら代表を務め、2003年の衆議院選挙で3期目を目指したが、前述の村越氏に敗れる。

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村越氏が一歩リードそれを坂下・田中両候補が激しく追う展開に

前回選挙において、約2万票を獲得した高橋氏は坂下氏と、最下位とは言え1万7千票余りを稼いだ小泉氏は田中氏と、それぞれ政策提携を結び支持に回っています。

単純な票の足し算では、自民党系の両候補が優勢に見えるものの、昨年11月の前回選挙の頃とは打って変わり、加計・森友問題の追及などによって自民党の求心力が急降下をしており、野党が一丸となって支持する村越氏に追い風が吹いている状況です。

また、自民党県連は前回同様一貫して坂下氏を押していましたが、田中氏を支持する市議たちの猛反発を受け今回は自主投票に回り、自民党の組織票は真っ二つに割れる公算が高くなりました。

結果的に、現時点では僅差で村越氏が優勢、それを他の2候補が猛烈に追い上げる展開となっていますが、週末の論戦いかんでは誰に市長の座が渡るのか分からない、大接戦になると見られています。

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