(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/指宿市)

任期満了に伴う鹿児島県指宿市長選挙は、1月28日告示され、翌2月4日に投開票が行われます。当記事では2月4日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職である豊留悦男氏(67)と、新人で元市議の下柳田賢次氏(60)のいずれも無所属2候補で、一騎打ちの選挙戦が展開されています。

なお、2月4日の投票時間は午前7時から午後6時まで、1月27日時点での市選挙人名簿登録者数は、3万5,276人(男1万6,103人、女1万9,183人)となっています。

また、同日には市議会議員選挙(定数20)の投開票も行われ、現職16・新人12の計28人が立候補しています。

スポンサーリンク?

最新の開票結果

当選 豊留悦男  12,783票
   下柳田賢次 10,271票
※投票率66.88%

地熱事業とサッカー場の建設が争点、現市政の継続かはたまた方向転換か

今回の相手でもある、下柳田氏を破った前回市長選に続き、3回目の出馬となる豊留氏は、自らの市政1期目を「変」、2期目を「動」と位置づけ、

「途中で投げ出すわけにはいかない。市政の課題を『実り』のものとする。」

と、今回は「実」をスローガンに掲げました。

また、自身の市政8年では、観光・農業の面においては目的が達せられたとアピールする一方、地元関係者の反対によって進行がストップしている「地熱発電事業」について、

「地熱事業は、地域の産業発展に欠かせない財産。」

と述べ、事業再開について地元市民の声をしっかり聞きながら、順次進めていく考えを示しました。

【豊留悦男(とよどめえつお)氏プロフィール】

生年月日:1950年6月17日
出身地:鹿児島県指宿市
出身校:鹿児島大学教育学部
党派:無所属
主な経歴:小学校教諭、大口小学校、北京日本人学校、大龍小学校の校長などを歴任後、2010年指宿市長選に初挑戦、3候補を破り見事当選を果たす。

一方、雪辱戦となる下柳田氏は、

「現状への不安、不満の声を多く聞いた。政策選択の選挙にしたい。」

と述べたうえで、豊留氏が再開を示唆する地熱事業について、行政が深く踏み込むべきではないとし、現市政からの変革を強く主張しました。

また、地熱事業問題と併せて今選挙の大きな論点になっている、「新サッカー場建設」についても、スタンドに屋根を設置しないなどといった、建設費抑制を進めるべきだという持論を展開。

現豊留市政が計画を進めている、「大規模スタジアム建設案」に異論を投げかけるなど、明確な政策の違いをアピールする戦略によって、豊留氏の支持層切り崩しと、浮動票の取り込みを図っています。

【下柳田賢次(しもやなぎたけんじ)氏プロフィール】

生年:1957年
出身地:不明
出身校:不明
党派:無所属
主な経歴:会社役員、元指宿市議(1期)

スポンサーリンク?

再挑戦の下柳田氏、約3,000票の差は埋まるのか?

2014年の前回選挙にも出馬した下柳田氏ですが、総有効投票数が約2万5千ほどだったなか、約3,000という豊留氏との得票差はかなり大きなもの。

とはいえ、前回選挙は告示前わずか半月というタイミングでの出馬決定で、準備不足も否めなかったものの、今回の出馬表明は告示3ヶ月前と準備万端、4年前の雪辱に燃えています。

しかし、元来市町村レベルの地方選挙では、知名度が高く支持基盤も強い、「現職候補有利」がセオリーであり、それは投票率が伸びず浮動票が増えない状況になると、より顕著になります。

ここで気になるのが、投票日当日の指宿市の天候で、前日までは二桁の最高気温の予報が出されている中、4日のそれは6度と低く早朝となる投票開始時には1~2度程度と冷え込むうえ、場合によっては雪が降ることも予想されています。

こうなると、結果を左右する投票率が下がってくることも考えられるため、下柳田氏が雪辱を果たすには、これからラストスパートとなる政策論戦とともに、天候を味方につける「運」も、少々必要になってくるかもしれません。

スポンサーリンク?