(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/防府市)

任期満了に伴う山口県防府市長選挙は、5月20日告示され、27日に投開票が行われます。当記事では27日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、前県総務部長の池田豊氏(60)と、前副市長であった村田太氏(61)の2候補。奇しくも、山口県庁出身の同期2人による熾烈な論戦が、日を追うごとに熱量を増しています。

なお、27日の投票時間は午前7時から午後8時まで、19日時点での防府市選挙人名簿登録者数は、男女合わせ9万7,085人となっています。

スポンサーリンク?

県実力者一派が推す池田氏と勇退する松浦市長が支援する村田氏との代理戦争

山口県政界において、絶大な影響力を持っていた元県議会議長の故・島田明氏の長男で、自民党県議の教明氏が選対委員長を務める池田氏陣営は、JR防府駅前で出陣式を開催。

そこで選挙戦の第一声を放った池田氏は、

「県道や国道、港湾整備など国や県と連携すれば、(防府市のために)できることがたくさんある。」

と述べるなど、選挙に際し早期退庁した県職員幹部としての経験値や、応援に駆け付けた自民・公明の国会議員、県議らとの太いパイプをアピールしました。

【池田豊(いけだゆたか)氏プロフィール】

生年月日:1957年5月30日
出身地:山口県防府市
出身校:山口大学経済学部
党派:無所属
主な経歴:1981年の大学卒業後すぐに山口県庁に入庁し、財政課長・産業戦略部審議監・農林水産部次長などを歴任。今回の市長選出馬に際し昨年12月、総務部長を最後に退職した。

一方、公示前日の17日、松浦派の市議らとともに市内の福祉施設を訪れた村田氏は、

「松浦市長からバトンタッチされた、村田太と申します。」

と発言するなど、池田氏を擁立する島田派との、徹底した対立姿勢をあらわにしました。

加えて、松浦市長の後援会事務所前で実施された、出陣式における第一声では、日本一の定住都市を目指すと高らかに宣言。

松浦現市長と親交の深い、上田埼玉県知事も演壇に登るなど現市長派市議らと一丸となり、市民目線の政治を目指すという姿勢を、有権者に向け訴えています。

【村田太(むらたふとし)氏プロフィール】

生年月日:1957年2月27日
出身地:山口県防府市
出身校:早稲田大学政経学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、池田氏と同年に山口県庁に入庁し、観光交流課長・東京事務所営業本部長・産業戦略部長などを歴任。2017年3月定年に伴い、同県庁を退職後約1年間にわたり、防府市副市長を務めている。

スポンサーリンク?

同市長選で自主投票してきた公明党が池田氏への推薦を決めたことも情勢に影響

今選挙の舞台となっている、防府市が属する山口県は、総理経験者を多く輩出してきた自民党の王国であり、その推薦を受ける「池田氏有利」と考えるのが普通です。

ただ、現松浦市長が5期を勝ち抜いてきたことでもわかるように、市長派の結束が非常に硬いことから、一概に池田氏優勢とは言えない状況で、両陣営ともに票読みが非常に困難した。

そして、輪をかけるように同市長選挙においてこれまで、一度として明確な推薦候補を決めていなかった公明党が、5月10日に池田氏の推薦を発表したため、より一層混戦の様相を呈しています。

週末の論戦で雌雄を決することになりますが、中盤戦までの旗色をうかがう限り、副市長を務め、地元知名度で数段勝る村田氏が僅差でリード。

それを、公明支持層による組織票を期待できる池田氏が猛追するという、最後まで目の離せない緊迫した展開になっています。

スポンサーリンク?