新型コロナウイルスの感染が拡大し、人々の日常生活に暗い影を落とす中、“新型コロナの予防にはハチミツが効く”との噂を聞き付けました。

身近な食品・ハチミツの摂取でコロナを遠ざけることができるのであれば、これほど有難いことはありません。

実際にこういった話が出回るようになり、未確認情報ではあるのですが、ハチミツの売り切れが続出中との報告も上がっています。

しかしながらコロナにハチミツが有効という説自体が事実なのか、少々疑問が残りますね。

どういった根拠があるのかも気に掛かったので、関連の情報をリサーチしてみました。



「ハチミツ」にはどのような効能があるの!?

改めて押さえておくと、ハチミツとは“ミツバチが植物の花蜜を採取し巣房に貯え熟成させたもの”のことを指し、約80%の糖分と約20%の水分を含む高濃度の流動体と言われています。

そして糖分中の大部分は果糖とブドウ糖であり、これらはすぐにエネルギーへと変化するため、高齢者の栄養補給やスポーツ時の体力持久と疲労回復に、また脳へのエネルギー源としても、高い有用性があるとされていますね。

また一般的にハチミツの効用として広く知られているのが、その“強い殺菌力”です。

ハチミツは古くから、喉の炎症・火傷や創傷・下痢等の治療に広く利用されてきました。

ハチミツに含まれる高濃度の糖分により、細菌が細胞内の水分を失い、増殖を阻まれて、死滅すると考えられているためです。

ハチミツは弱酸性のため、強い殺菌力を発揮するという話もありますね。

更に、ハチミツにはブドウ糖の酸化によって作られるグルコン酸が含まれており、これが大腸に届いて腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やすため、下痢や便秘の症状を改善するとも言われています。

そう考えてみるとやはり、ハチミツがとても健康に良い食品であるということは、デタラメな話ではないと言えそうですね。

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実際に「ハチミツ」はコロナウイルスに効果的…?

実際に先日、「林修の今でしょ!講座3時間SP」においても、ハチミツとコロナウイルスの話題が同時にピックアップされていました。

今では既に解消されているともっぱらですが、放送直後に店頭からハチミツが消え、一部に品薄状態が起きたことも事実のようです。

ただし番組は先ほど紹介したような、ハチミツが持つ“健康パワー”について言及するものであり、“ハチミツはコロナの特効薬である”といった極端な説を掲げていたわけではありません。

よって “ハチミツを摂取すればコロナに掛かる心配はないので、どこで何をしても良い”等の曲解をすることなく、あくまでも一般論として“ハチミツは健康に良い”ことを知り、日々の生活に採り入れる程度のスタンスが正解でしょう。

事実、自身の体調が整っていれば免疫力が高まり、ひいてはそれがコロナ対策につながるという面も、もちろんあると考えます。

とはいえハチミツがないとコロナを防げないといった強迫観念にかられ、ストックを求めて店舗を巡るような必要はないでしょうね^^;

なおハチミツから少し話題は逸れますが、現在新型コロナウイルスに関しては「その性状特性が必ずしも明らかではなく、かつ、 民間施設における試験等の実施も不可能な現状」であるにも関わらず、“新型コロナウイルス 感染予防”“新型コロナの活動を抑えることが期待される”などと謳ったサプリの類が幾つも登場しており、消費者庁が「新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品の表示に関する改善要請等及び一般消費者への注意喚起」を行っているところです。

このような非常時であるからこそ、正しい情報・自分にとって有益な情報を見極めつつ、冷静に行動していくことが、何より大切なのかもしれません。

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