弘前市長選挙2018結果速報!選挙日や立候補者、情勢予想も紹介

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(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/弘前市)

任期満了に伴う青森県弘前市長選挙は、4月1日告示され、8日に投開票が行われます。当記事では8日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、元市議の畑山聡氏(63)と元市職員である桜田宏氏(58)、現職市長の葛西憲之氏(71)の3候補で、3期目を狙う葛西氏に新人2人が挑む、3つ巴の選挙戦が現在行われています。

なお、8日の投票時間は午前7時から午後8時まで、3月31日時点での弘前市選挙人名簿登録者数は、14万9,618人(男6万8,137人、女8万1,481人)となっています。

また同日には、欠員1に対して新人2人が名乗りを上げた、市議会議員補欠選挙も開催されます。



最新の開票速報

   畑山聡   4,537票
当選 桜田宏  44,603票
   葛西憲之 28,739票
投票率53.40%

国立弘前病院と市立病院の統合による中核病院の整備が争点

15年の市議選で敗れた後、政治についての研鑽を積みながら過ごし、来年予定されている同市議選での返り咲きを本来目指していた畑山氏は、

「少子高齢化に加え、若者の流出で弘前(の経済)はジリ貧になる。」

との危機感から、市長選への出馬を決意。

約30名の支持者を集め、開催された出陣式では、

「全国の市町村が生き残りをかけ、企業誘致に努めている中、弘前市だけがのんびりしたまま。」

と第一声を放つなど、現市政による対策の遅れを批判すると共に、

・周辺市町村と大合併しての大企業誘致
・出会いと結婚の支援
・国民健康保険料の負担軽減

などを主な公約として掲げ、市内を遊説しています。

また、最大の関心事であり中核病院整備問題について同氏は、

「(中核病院の整備は)国が主体となっての整備や、運営が財政的にも望ましい。」

という、他の2候補の積極姿勢とは一線を画す考えを表明しています。

【畑山聡(はたやまさとし)氏プロフィール】

生年月日:1954年6月8日
出身地:青森県弘前市
出身校:金沢大学法文学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、予備校講師を経て、弘前大学や東北女子大学などで教授として教鞭をふるった。2011年弘前市議選に初挑戦し当選(1期)、現在は「地方創造研究所」という地方創生を模索する団体の代表を務めている。

一方、家族の反対を押し切り、35年務めてきた市職員を退職して今回の市長選に挑んでいる桜田氏は、

「市民の暮らしに寄り添い、命を大切に次の時代を託す人を育て、この街に暮らして良かったと思える弘前にしたい。」

と、自身の選挙事務所駐車場で開催された出陣式において、支持者約100人を前に決意表明。

同氏は、その市政方針の柱として「暮らし・命・人」の3つを掲げ、

・指定ゴミ袋の導入中止
・除排雪方法の見直し
・中核病院の整備推進・迅速化
・学校や地域の教育環境の充実

などを具体的な政策・公約とし、有権者に向けてその実現に向けての支持と、後押しを訴えています。

【桜田宏(さくらだひろし)氏プロフィール】

生年月日:1959年6月3日
出身地 :青森県弘前市
出身校 :弘前大学人文学部
党派:無所属
主な経歴:1983年弘前市役所入所後は、市民協働政策課長、政策推進課長、観光振興部長などに就任。今年一月、今回の市長選挑戦に辺り、長年務めた市役所を退職した。

最後に届け出をした現職である葛西氏は、

「(政策を)スピード感をもって実行し、成果を上げる手法をとり続けたことで、評価を受けている。」

と述べつつ、市民所得や農業所得の向上、外国人宿泊者数の増加などにも触れるなど、2期・8年にわたる自らの実績を、その第一声でアピールしました。

また、3期目の公約として、

・地元産業の担い手確保
・直接対話による市民主権の市政実現
・健康促進による「短命県」の返上

を掲げるほか、今回の大きな争点の1つである中核病院の整備についても、

「専門家会議の結論を尊重し、先行的に整備したい。」

と、急がれる病院機能の開始に対して、市主導で積極的かつ早急に取り組んでいく考えを示しました。

【葛西憲之(かさいのりゆき)氏プロフィール】

生年月日:1946年11月3日
出身地 :青森県弘前市
出身校 :函館高専土木工学科
党派:無所属
主な経歴:高専卒業後は青森県庁に入庁し、土整備部道路課長、県土整備事務所長、県土整備部長などに就いたのち、2007年退職。同年、道路公社、土地開発公社、住宅供給公社理事長の職務を兼任しつつ、弘前市副市長に就任した。その後、2010年に開催された弘前市長選に出馬し、現職候補を一騎打ちで破り当選、現在2期目の任期満了を控えている。

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事実上現職である葛西氏と桜田氏の一騎打ちか

情勢を紐解くと、やはり有利なのは知名度と地盤で勝る葛西氏ながら、農産物のプロフィールを名目とした、年間5~6度にも及ぶ海外出張に対して、「税金の無駄使い」といった批判の声も多く上がっています。

その結果、前回選挙で圧勝した葛西氏が本命視され始まった今回の市長選も、蓋を開ければ現市政に反対する市職員・議員によって擁立された桜田氏が、対抗馬一番手として予想以上に肉薄している状況です。

政策の具体性やリアリティーに乏しい畑山氏は、2人のデットヒートの陰に隠れている感が否めず、苦戦を強いられている模様ですが、葛西・桜田両氏による事実上の一騎打ちとして、最後まで予断を許さない緊迫した接戦になる、という見方が有力になっています。

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