(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/東広島市)

市長の辞任に伴う東広島市長選挙は、1月28日告示され、翌2月4日に投開票が行われます。当記事では2月4日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、前市産業部長の前藤英文氏(60)と、前広島県副知事の高垣広徳氏(64)、会社社長の有田清士氏(29)の3候補で、新人候補同士の三つ巴による票の奪い合いが、選挙戦終盤に向かって激しさを増してきています。

なお、2月4日の投票時間は午前7時から午後8時まで、1月27日時点での東広島市選挙人名簿登録者数は、14万7,989人(男7万3,612人、女7万4,377人)となっています。

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最新の開票結果

   前藤英文 19,921票
当選 高垣広徳 29,048票
   有田清士  3,169票
※投票率35.86%

定住促進や中山間地域の活性化などが争点

前藤氏は同市西条町の駐車場で、

「これまでの施策を見直し、住民自治協議会や農業法人との連携を進める。」

第一声を上げ、広島大とJR西条駅をつなぐ交通機関を整備するなど、東広島の学術都市としての機能強化をアピール。

併せて、地元産業の活性化や子育て環境の充実に力を入れ、大きな課題である人口減少に歯止めをかける方針を述べました。

また同氏は、市職員として37年余りにわたり、企業誘致や農林水産業の振興に尽力してきた市役所を、市長挑戦のために今年1月付けで退職。

『地元から候補を』という、周囲の熱い声に答えて出馬を決めたという言葉の通り、第一声の後は選挙カーに乗り込み、

「地元出身です!」

と、強くPRしながら市内をくまなく回っています。

【前藤英文(まえとうひでふみ)氏プロフィール】

生年月日:1957年8月19日
出身地:広島県東広島市
出身校:関西学院大学
党派:無所属
主な経歴:1981年市職員に採用、企画課長、企画振興部長を経て、2014年からは産業部長を務める。

一方、県副知事として築いてきた県や国との太いパイプを協調する高垣氏は、その第一声で、東広島市を人口が流れ込んでくるような『選ばれる都市』に変革する考えを示しました。

また併せて、

「(東広島市は)都市と中山間地域が共存する、県の縮図のような場所。」

と述べるなど、県幹部として長年県政の中心にいた経験を活かすことができると、新しい市政を市長として担っていく、強い自信をのぞかせています。

【高垣広徳(たかがきひろのり)氏プロフィール】

生年月日:1953年9月23日
出身地:広島県尾道市
出身校:大阪大学工学部
党派:無所属
主な経歴:1976年県職員に採用、東広島地域事務所建設局次長、土木整備局長、土木局長などを歴任。定年後は地元精米機大手のサタケでエンジニアリング本部部長などを務めた後、県副知事に就任。

西条農高で学んだ農業関する知識や、営業代行会社を自ら経営するマーケティングスキルの高さを強調し、

「農林水産業を活性化させ、自身が先頭に立ってその魅力を売り込みたい。」

と自身の強みをアピールしたのは、立候補受付終了寸前となる、28日午後5時前に届け出をした有田氏。

同氏は、届け出終了後に開いた記者会見において、

「道州制が本当に必要なのか議論を深めるため出馬した。」

とも述べ、人口減少社会に対応する新システムの構築など、30年を見据えた斬新な発想による市政運営が必要だとし、その実現に自身の若さが武器となること訴えました。

【有田清士(ありたきよし)氏プロフィール】

生年月日:1988年4月16日
出身地:広島県東広島市
出身校:島根大学(中退)
党派:無所属
主な経歴:マーケティング会社(株)安芸高田、代表取締役社長。2016年4月、安芸高田市長選に出馬するも、わずか748票しか獲得できず惨敗。

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自民・公明の与党勢力に加え、野党民進からの推薦も取り付けた高垣氏優勢か

明確な支持勢力が存在せず、選挙戦への準備期間も極端に短かった有田氏に勝算は薄く、事実上今回の東広島市長選は、前藤氏と高垣氏の一騎打ちの様そうを呈しています。

また、今回の東広島市長選には弁護士である加島康介氏(42)が、早い段階から出馬表明しており、1月16日の前藤氏の出馬表明を受けて、

「苦渋の選択だったが、地元の声がある。」

と、加藤氏が出馬を断念したという経緯があります。

いよいよ負けられない前藤氏ですが、与党・野党双方からの強固な支援体制と、元副知事として地元メディアでの露出も多く、新人らしからぬ高い知名度を誇る高垣氏の牙城を崩すのは、少々困難だと予想されます。

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