(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/蓮田市)

任期満了に伴う埼玉県蓮田市長選挙は、5月13日告示され、20日に投開票が行われます。当記事では20日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職の中野和信氏(72)と、いずれも新人で元名古屋市長特別秘書の北角嘉幸氏(54)、元建設コンサルタント会社社長の福田聖次氏(66)の3候補。

地方の首長選で自粛が叫ばれている、4選という1つの区切りに向かう意思を決めた現職候補に、それを阻まんとする新人2人が挑む、3つ巴の選挙戦が切って落とされました。

なお、20日の投票時間は午前7時から午後8時まで、12日時点での蓮田市選挙人名簿登録者数は、5万2,987人(男2万6,229人、女2万6,758人)となっています。

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最新の開票速報

当選 中野和信 8,444票
   北角嘉幸 6,682票
   福田聖次 7,149票

12年ぶりの三つ巴は蓮田駅周辺の再開発・教育・福祉政策などが争点に

4選を目指す現職の中野氏は、小雨の降る中開催された出陣式において、

「(自身の3期にわたる市政で)着々と蓮田の街づくりが進行している。」

と、実績をアピールしました。

また、4期目の公約として、

・子育て・教育支援体制や福祉・医療の充実
・幹線道路や雨天時排水経路など都市基盤整備
・JR蓮田駅西口周辺の再開発の完成

などを掲げつつ、最後は「皆さまの一票一票が頼り」と呼びかけて、市内へ繰り出しました。

【中野和信(なかのかずのぶ)氏プロフィール】

生年月日:1945年12月24日
出身地:埼玉県蓮田市
出身校:法政大学
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後、蓮田市役所に入所。都市整備部長、市教委教育部長、蓮田市シルバー人材センター事務局長などを歴任したのち、2003年同市市議選に初出馬し当選。1期目途中の2006年、同市長選に挑戦すると現職であった樋口氏らを破り、蓮田市長に就任した。

一方、支援を表明している自民党県議らを前に、第一声を発した北角氏は、市が進めるJR蓮田駅西口の再開発ビルについて商業施設にするのではなく、子育て世代にマッチした、支援型マンションにすべきだと主張しました。

さらに同氏は、

「(現市政のせいで)元気のない街になっている。やる気がない市役所に見える。」

と述べるなど中野市政を批判しつつ、併せて中野氏にはない自身の若さをアピールすることで、票集めを狙っています。

【北角嘉幸(きたずみよしゆき)氏プロフィール】

生年月日:1963年5月28日
出身地:広島市
出身校:早稲田大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後は、当時衆議院議員であった現名古屋市長、河村氏の政策秘書を長く勤める。その後、2014年に名古屋市長となっていた河村氏の要請で、名古屋市長特別秘書に就任した。自身も複数回、国政選挙に挑戦しているがいずれも敗退している。

最後に届け出をした福田氏は、

「市民に政治を取り戻さないと、(蓮田市自体が)消滅する。」

と、現市政に対する危機感を訴えました。

また、世帯ごとの教育費負担減や中学生への補習実施などを、自身の政策に掲げるとともに、経済特区や条例を活用したまちつくりを提唱しながら、有権者に支持を呼び掛けています。

【福田聖次(ふくだせいじ)氏プロフィール】

生年月日:1951年5月27日
出身地:埼玉県さいたま市(旧岩槻市)
出身校:埼玉県立春日部高校・東京大学大学院
党派:無所属
主な経歴:高校卒業後、学業優秀ながら家庭事情で進学を断念するも、57歳の時に東京大学大学院へ入学、首席で修士号を獲得した。また、まちづくりコンサルタントとして地域の活性化を手掛け、評論家としてメディアでも活躍。シンクタンクの専門委員などを経て、建設コンサルタント会社を設立し、今年3月まで代表を務めていた。

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現職候補は多選批判と高齢がネック!それを自民党県連推薦の北角氏が逆転する可能性も

今回の市長選は、地元選出の自民党衆議院議員が、現職市長である中野氏の応援に駆け付けたものの、自民党系県議は北隅氏の推薦を決め、保守勢力が分断する形になりました。

保守分断の状況下において、漁夫の利を得たい福田氏ですが、いかんせん政治経験や支持基盤に乏しいのが否めず、事実上中野氏と福田氏の一騎打ちになる、という見方が支配的です。

また、本来有利であるはずの中野氏は、今選挙に勝利すると自粛を求められる4選に至るうえ、現在御年72歳の高齢が足かせとなってしまう可能性があり、そうなると12年ぶりの新市長誕生も考えられます。

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