いや~、羽生結弦選手による「五輪連覇」の瞬間は本当に感動しましたね!
リアルタイムでテレビを見ていたのですが、その演技には心から魅了されました。
ケガの影響で万全の準備ができていなかったにも関わらず、あれだけのクオリティのものを仕上げてきたのですから、まさに「王者」と呼ぶにふさわしい演技だったと思います。
国内外に多くのファンを持つことで知られる羽生選手ですが、今回のメダル獲得後も、ネット上は彼を賛辞する言葉であふれかえっていました!
が、その一方で、「インタビューでの発言が生意気!」「性格の悪さがにじみ出ていて気に入らない」といったアンチコメントも散見されました^^;
彼のどういった発言が、一部からの批判につながっているのでしょう?
性格が悪いというのは本当でしょうか?
演技直後の冷静な発言は難しい?
実は平昌五輪以前から、一部ネットユーザーによる羽生選手へのネガティブな意見は散見されていました。
幾つかの内容をピックアップすると、
・ナルシストな感じが受け付けない
・インタビューでの受け答えが自信満々でむかつく
・ビッグマウスだし、調子に乗っているように見えて嫌!
…などなど。
総じて彼の言動が、「生意気だ」と取られているようです。
今回の平昌五輪に関しても、ショートプログラム後のインタビューで発した「僕はオリンピックを知っていますし、元オリンピックチャンピオンなので」という言葉が、「偉そう」「何様!?」とたたかれているようですね^^;
ちなみにこの様子もリアルタイムで見ていた私ですが、「ああ、アンチの人はこういうのが鼻につくんだろうな」とは思いました。
しかし、試合で良い演技ができた直後の高揚した状態でインタビューを受けて、やたら冷静な発言をするのってなかなか難しくないですかね?
実際、発言の内容に全く嘘はないわけですし、ある程度強気な発言ができるほど「努力をしてきた」という自負もあるのでしょう。
日本人は「謙遜」や「控え目」を好む傾向にある
個人的には、彼のビッグマウスは単なる「おごり」ではなく、「自らを鼓舞するため」の発言だと考えています。
以前テニスのクルム伊達選手が、ミスのたびに大きなため息をつく観客に対し、「シャラップ!ため息ばっかり!」と怒りの声を上げたことがありました。
極限の精神状態で世界レベルの戦いに挑むスポーツ選手にとって、ネガティブな空気や発言をその身に受けることは、実力発揮の大きな障害になると言います。
逆に、「自分はできる!」といったポジティブな発言を耳から入れてやり、ある種の「自己暗示」を掛けることは、実際に大変な成績UPにつながるそうなんです。
だから、羽生選手もあえての強気発言で自分を奮い立たせ、追い込むことで、次の戦いに備えていたんじゃないかな~と、私自身は推測しています。
決して、地の性格が悪いなんてことはないんじゃないかな~。
まぁ、日本の国民性は「謙遜」や「控え目」を好みますから、羽生選手の発言が好きになれない方がいることも理解できますが…。
しかし、国の代表として世界に挑む選手が、「自分なんかが…」みたいな態度でいたとしたら、それこそ批判される気もしますよね^^;
ともあれ、羽生選手には心からの「おめでとう」を伝えたいです!
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