(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/江津市)

任期満了に伴う島根県江津(ごうつ)市長選挙は、5月20日告示され、27日に投開票が行われます。当記事では27日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、現職で再選を目指す山下修氏(69)と、燃える市民党所属で新人の税理士、森谷公昭氏(62)の2候補。

2004年、旧桜江町と合併し新江津市となって以降初めての首長選の行方に、市内外から注目が集まっています。

なお、27日の投票時間は午前7時から午後6時まで、19日時点での江津市選挙人名簿登録者数は、2万387人(男9,401人、女1万986人)となっています。

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人口減少対策・JR三江線廃止以降の交通網整備政策などが争点

公示日朝、自身の選挙事務所で出陣式を開催した山下氏は、

「住み続けられる町を目指して、(任期中)さまざまな施策に取り組んでおり、今後もその取り組みを充実させていく。」

と、1期目におけるJR江津駅前の再開発や企業誘致などの実績を、詰めかけた市民や自民・公明系の県議らに、第一声でアピールしました。

また、同氏は今選挙に臨むうえでの公約として、

①地方創生・総合戦略…安定雇用や公助・自助・共助体制の確立による、安心な暮らしの実現。
②災害に強いまちつくり…新庁舎の建設や、水道設備・河川整備の促進による、安全なまちつくり。
③行財政改革…社会情勢に適応した行政サービスの提供と、継続可能な財務体制への変換による、市財政の健全化。

の3つを推進していくことを掲げ、市内各所で遊説を行っています。

【山下修(やましたおさむ)氏プロフィール】

生年月日:1948年11月1日
出身地:島根県出雲市
出身校:関西大学法学部
党派:無所属
主な経歴:大学卒業の1971年春、島根県庁に入庁し2008年に退庁するまでの37年間、商工労働部長や地域振興部長などを歴任した。その後の2009年、江津市副市長に就任し5年あまり在任。2014年5月、当時4期目を務めていた田中増次市長の引退に伴い、実施された江津市長選に出馬し、無投票で当選した。

一方、前回同市長選のような無投票を回避したいと、出馬を表明した守谷市は、その第一声の中で、

「(現市政のハコモノ政策は)作った後にお金が出て行く、新しい市役所は作る必要はない。」

と、山下氏の掲げる多くの公共投資政策を、真っ向から批判しました。

また、同じく山下氏が自身の1期目の実績として胸を張った企業誘致についても、人材不足を促進しただけと一刀両断。

消防・上水道の広域化や、独居老人の生活ケアの方が先決である、という考えを示すとともに、保育料無償化などを公約に、選挙戦を繰り広げています。

【森谷公昭(もりたにまさあき)氏プロフィール】

生年月日:1955年
出身地:―
出身校:中央大学
党派:無所属
主な経歴:大学卒業後は税理士などを務め、2009年にはまだ市議選に初出馬するも落選するも、2013年の同市議選で雪辱を果たし当選。2017年には、浜田市長選に挑戦したが、久保田現浜田市長に、5倍以上の大差で惨敗した。現在は政治団体である、「燃える市民党」の代表を務めている。

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小規模票田である江津市だからこその番狂わせもありうるが…

今選挙が開催される江津市では、前回市長選において当時の現職市長の後継として立候補した山下氏に、対抗しうる候補が立たず、無投票での新市長誕生となりました。

それどころか、江津市では旧市体制から数えるとかれこれ20年、市長選挙戦が行われておらず、それだけ「現職候補が強い」という事実が、反対する陣営に染みついている状況です。

無投票は避けるべし、と出馬を決めた森谷氏の心意気は買いますし、2万余りと少ない有権者の同市では、投票率次第では浮動票が同氏に流れ、僅差の接戦になる可能性も捨てきれません。

ただ、知名度の高さに加え、自公の推薦・支援をがっちり受ける山下氏が優勢、という情勢に揺るぎはないものと考えられます。

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