1月25日より、ダンロップ(DUNLOP)の「事故のない毎日をつくりたい。」というブランドメッセージを伝える新テレビCM「どんな道でも、どんな時でも。」篇が公開されています!
今回のCMには、ダンロップのイメージキャラクターを務めて実に12年目となる福山 雅治さんと、昨年に引き続きドラえもんが登場しますね。
福山さんとドラえもんが見守るのは、曲がりくねった峠の坂道を颯爽と走り抜けていく1台の車です。
その後、ドラえもんが“どこでもドア”を開いて福山さんを雨の街へ案内すると、雨に濡れた道でも安全に走る車が2人の前を通り過ぎていきました。
CMの終盤で福山さんとドラえもんは、雨が止んで空にかかった虹を見つめながら、“どんな道でも、どんな時でも、安心できるタイヤが生まれる未来がすぐそこまで近づいてきている”ことを実感します。
それにしても明らかな難所として登場する冒頭の峠は、一体どこなのでしょう?
U字ピンレベルで曲がっているため実在しない可能性も考えましたが、詳細が気になったので、CMソングと併せて情報を探りました。
CMのロケ地は海外だった!

最初に問題の峠を見たとき、“ツール・ド・フランスに登場しそうな道だな”とは思ったのですが、よくよく画面を眺めてみると「※フランスでの撮影のため、車は右側走行をしております。」とのテロップが添えられていますね。
こちらをヒントに更に深掘りしていったところ、今回のロケ地はフランス・チュリニ峠であることが判明しました!
チュリニ峠はモンテカルロラリーの名所として有名な場所であり、予想どおり世界最高峰のロードレースとして知られるツール・ド・フランスにも採用されていて、“世界最高のドライビングロード”と名高いです。
沿海アルプスをうねりながら駆け登れば、考えられる全ての路面に遭遇するとともに、その高低差は5,200フィート(約1,585m)にも及ぶそうですね。
数百も続くヘアピン・タイト&ツイスティーなセクション・岩を一直線に貫くトンネルなど、チュリニ峠は究極の試練を次々と突きつけてくるのですが、これらがドライバーたちの感性を刺激するパーフェクトな環境なのだとか。
そして峠の頂上から眺める絶景が、何事にも代えがたい“ご褒美”になるそうですよ!
途中から映し出される雨の街は、おそらくパリの市街地でしょうね。
ちなみにダンロップは2016年に福山さんがフランス語をしゃべるCMを放映していたので、フランス発のメーカーなのかなと予想したものの、実際にはイギリスを発祥とするゴム・タイヤブランドになりますよ^^;
聞き覚えのあるCMソング詳細は?
さてCMソングのメロディに関しては、どこかで聞き覚えがあるという方がほとんどではないでしょうか?
こちらの音楽はイギリスの作曲家「エドワード・エルガー」が作曲した行進曲で、曲名を「威風堂々(いふうどうどう)」といいます。
5曲(補筆稿も含めれば6曲)から成りますが、第1番が最も有名ですね。
日本でも様々なCMに繰り返し起用され続けていますから、お馴染みの一曲といえるでしょう。
「威風堂々=態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派な様子」というタイトルも、CMソングにふさわしい印象です。
なお威風堂々と同様に、先ほど紹介したチュリニ峠も、これまでに何度もCMのロケ地として選ばれてきたスポットになります。
車を走らせると非常に画になるので、自動車メーカーのCMに採用されるケースがやはり多いですね。
そう考えると今回公開された「どんな道でも、どんな時でも。」篇は、大人気の俳優とキャラクターに有名なロケ地、お馴染みの音楽が揃って起用されているという点で、かなり“王道”なつくりであるといえるかもしれません。