大変な資産家として知られた和歌山県の会社社長・野崎 幸助さん(77)が連日テレビを賑わせています。
それにしても、野崎さんがいつも「紀州のドン・ファン」という呼称で紹介されているのはなぜなのでしょう?
わざわざ「和歌山」でなく「紀州」と言われている点も気に掛かりますし、そもそも「ドン・ファン」とは何なのでしょうか。
意味が分かりかねるままにニュースを聞き流している方も多いのではと思いましたので、リサーチしてみました!
ドン・ファン=プレイボーイの代名詞
ちなみに私が「ドン・ファン」という言葉を初めて耳にしたのは、郷 ひろみさんが歌う「素敵にシンデレラ・コンプレックス」という楽曲の歌詞においてでした。
「ドンファンもいなけりゃ~、シンデレラもいない~♪」というパートがあって、子どもだった私は「ドンファンって何者なんや?」と思いつつ、シンデレラと並んで名前が挙げられるほどの有名人なんだなと推測したものです。
と、前置きが長くなりましたが(笑)
今回改めて調べてみたところ、ドン・ファンとは人物の名前であり、17世紀のスペインに生きたという伝説上の「超・プレイボーイ」を指すということが分かりました。
貴族であるドン・ファンは、数々の娘たちを誘惑したという逸話を残しているそうで、日本でいうところの「光源氏」みたいな存在として、人々に知られているようですね。
「紀州のドン・ファン」は野崎氏の著書から
そんなドン・ファンの生きざまを、野崎氏は生前、自らの人生に重ね合わせながら見ていたようです。
そう、野崎氏は大の女好きを自称しており、「これまでの人生で美女4000人にのべ30億円を貢いできた」「いい女を抱くためだけに、私は大金持ちになった」などの豪快な言葉を遺しています。
「自分には、伝説上のプレイボーイと同等の甲斐性がある」「ドン・ファンのように、名うてのプレイボーイとして後世の記録に残りたい」との思いから、自らをドン・ファンと呼ぶようになったのでしょう。
なお、「紀州の」という部分については、氏の著書が元ネタになっているということが併せて分かりました。
ストレートに「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」という名の自叙伝が、2016年に講談社から発売されているんです。
いや~、どこまでも大胆な方だったんですね!
アマゾンを見ていると、本の内容に対する評価はすこぶる高く、「単純に読み物として面白い」という感想を持つ読者が多いようでした。
気になる方はチェックしてみてください。
私もちょっと読みたくなってきた…。
というわけで、今回は「紀州のドン・ファン」という呼称の由来について触れてみましたが、不可解な事件の真実が一刻も早く明らかになることを願ってやみません。
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