個展やコラボ作品を見るために全国を回るほど蜷川 実花さんのファンなもので、彼女が監督を務めた公開中の映画「Diner ダイナー」が気になります。
ただ実花さんの映画は、人間の暗部をえぐるような作品が多いですからね!
心づもりのため、ダイナーがR指定を受けているのか事前に知りたくなり、リサーチを進めました。
過去の公開作には年齢制限も…
実花さんがメガホンを取った作品に、年齢制限が掛かるケースは決してめずらしくありません。
例えば「さくらん」は遊郭を舞台にした作品ということもあって、PG-12(12歳未満は保護者の同伴が適当)の指定を受けましたね。
また沢尻 エリカさんの体当たり演技が話題を呼んだ「ヘルタースケルター」は、R-15指定での公開となりました。
ちなみに「Diner ダイナー」について、私はどちらの作品も原作自体の大ファンなのですが、そもそもの話に相当過激な性描写がみられ、映画化のニュースを聞いた際には「え、アレを映像化できちゃうの!?」と驚いたものです^^;
映画版の描写にもやはり過激な部分があり、少なくとも個人的には絶対小さな子どもには見せられないと感じましたね…。
そういった事情もあって今回のダイナーは一緒に見る相手を選ばない作品か否か知りたくなった部分はあります。
人によっては拒否反応が出る!?
ここで結論を申しますと、この度公開されているダイナーはR指定を受けていません!
先ほど触れた2作品は性描写が原因で指定を受けたことが明確ですが、今回に関していえばキスシーンがある程度となっています。
ただ問題は、暴力といった凄惨シーンの表現です。
同作は孤独な女性・オオバ カナコ(玉城 ティナ)がウエイトレスとして身売りされた“殺し屋専用”のダイナーを舞台に、元殺し屋の店主・ボンベロ(藤原 竜也)とダイナーを訪れる凶悪な殺し屋たちの異様な世界を描き出したものなので、原作も含めてなかなかグロい描写が多いんですよ!
ちなみに事前知識がある層は「原作よりは相当マイルド。むしろ描写がぬるすぎて、映像化の限界を感じた」といった感想を持つ方が大半のようです。
しかしながら、写真家・蜷川 実花が紡ぎ出す極彩色の映像美を期待して映画館に足を運んだ層の中には「しっかりしたグロ耐性が必要とまではいかないけれど、血が嫌いな人はウッとなるシーンがある」といった具合に、少なからず見る人を選ぶ作品だと感じる方もいらっしゃる様子でした。
加えてやはり、「R指定がないとはいえ、小学生には早すぎるかも」「映画館の大画面であれを見せられると、怖がる子もいると思う」という意見が散見されましたので、子どもの視聴に関しては慎重になった方が良さそうです。
個人的な意見を述べるなら、わざわざ親子で観るのにコレを選ばなくても良いかな…という気はしますね^^;
この記事へのコメント一覧
この記事へのコメントはありません。