数年前から経営危機が叫ばれてきたドイツ銀行が、最近になって全世界で最大2万人の人員削減計画を進めていると報道されました。

2015年ごろから何度も立て直しが試みられたもののうまくいかず、経営は悪化する一方で、破綻リスクは更に高まっていますね。

ドイツ一の規模を誇った由緒ある銀行が破綻するとなれば、その影響はドイツ国内にとどまらないでしょう。

これは他人ごとではないと感じましたので、一連の騒動について概要をリサーチしてみました。



そもそも「ドイツ銀行」って?

それにしてもドイツ銀行って、ドイツの民間銀行なんですね^^;

国家の名前をストレートに冠していることから、てっきり中央銀行だと思い込んでいたのですが、ドイツにとっての中央銀行は「欧州中央銀行」であり、固有の通貨を持たないドイツに単独の中央銀行はないということです。

とはいえドイツ銀行は欧州最大手クラスの銀行ということで、実際、政府との間にも何十年という長きにわたり密接なつながりを持ってきました。

そこまで上り詰めるに至る過程で実施した、身の丈を超えた拡大路線や経営スピードの遅さが招いた「不健全経営」が今まさにツケとしてまわってきたという指摘もありますが、現実的に考えて、つぶれるに任せるには余りにも影響が大きすぎるという指摘はもっともだと思います。

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ドイツ銀行が破綻してしまったら…

ドイツ銀行は、もはや存続するのが難しいレベルで壊れてしまっているとの声も上がっています。

とはいえ、このまま破綻すれば世界中にリーマン・ショック並みの金融恐慌を引き起こす可能性すら否定できません。

その甚大な被害を防ぐため、いよいよ危ない局面なれば、政府がどれほど多額の税金を使ってでも救済策を講じるだろうという見方は確かにありますよ。

そもそもの部分で、「ドイツ銀行は絶対に破綻しない」というわけですね。

税金で救済となればドイツ国民が余りに気の毒という感じもしますが、それほどまでにドイツ銀行の破綻は、世界レベルの大問題ということなのでしょう。

前述したとおりリーマン・ショックと同等の影響が出るとすれば、日本経済への打撃も相当深刻なものとなるに違いありません。

加えて当然のことながら、「ユーロ」への影響も心配ですね。

昨年6月に米紙がドイツ銀行の米国内事業について、FDIC(連邦預金保険公社)の問題銀行リスト入りを報じたことなどをうけ、S&Pがドイツ銀行の信用格付けを格下げしたことがありましたが、その際にはユーロが大きく値を落としました。

もしドイツ銀行が破綻してしまうとなれば、これと同様の動きが何倍も大きな規模で起こると言わざるを得ないでしょう。

まだ破綻が決まったわけでないにしろ、事態は予断を許さない状況ですから、非常に心配ですね…。

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