(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/太宰府市)

前市長の失職に伴う福岡県の太宰府市長選挙は、1月21に告示され、同28日に投開票が行われます。当記事では28日の即日開票に合わせ、どこよりも早く且つ正確に結果速報を更新していきます。

立候補したのは、前教育長の木村甚治氏(64)と元衆院議員である楠田大蔵氏(42)の2候補で、いずれも無所属新人同士による一騎打ちの選挙戦が展開、佳境を迎えています。

なお、28日の投票時間は午前7時から午後8時まで、1月20日時点での市選挙人名簿登録者数は、5万8,966人となっています。

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最新の開票結果

   木村甚治 11,157票
当選 楠田大蔵 13,103票

出馬を断念した前市長の票がどちらに流れていくかに注目

JA太宰府中央支店ホールに、約300人を前に第一声を発した木村氏は、

・自校式の中学校給食実現
・待機児童解消
・地域交通体系見直しによる渋滞解消
・観光効果の波及拡大
・最先端技術活用での産業振興
・起業支援ファンド創設

などを公約に掲げつつ、

「市民の声を集め、オール太宰府で誇れる明日の太宰府をつくる」

と、力強く宣言しました。

【木村甚治(きむらじんじ)氏プロフィール】

生年月日:1953年8月10日
出身地:福岡県太宰府市
出身校:福岡大学法学部
党派:無所属
主な経歴:太宰府町税務課勤務、同市観光課長、総務部長を経て教育委員会教育緒に就任。

一方、徹底した行政改革と地場産業育成による財政再建や、広域連携による「大太宰府構想」を公約に掲げた楠田大蔵氏も、同市五条の事務所前で開催した出陣式に集まった、約250人の支援者を前に、

「(太宰府市に)新しい風を吹き込み、日本一住みやすい、世界一元気なまちにしよう。」

と意欲を見せるほか、元防衛政務官の経験を生かした、市民の安心安全も併せて追及していく考えを示しました。

【楠田大蔵(くすだだいぞう)氏プロフィール】

生年月日:1975年4月20日
出身地:福岡県筑紫野市
出身校:東京大学法学部
党派:無所属
主な経歴:住友銀行入行の2年後、国家公務員1種に合格、その後羽田元首相や古賀一成衆議院議員などの秘書を務め、2003年小選挙区で敗れるも比例復活し衆議初当選。3期を務め鳩山由紀夫内閣では、防衛大臣政務官に就任するが、2012年以降実施された国政選挙ではすべて敗退した。

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もはや選挙疲れ?!鈍い期日前投票の出足

今回の選挙は、昨年10月~12月の間に起こった、前市長である芦刈氏へ市議会から出された不信任決議と、それに対抗した前市長による総解散・市議選挙、さらに選挙を経て12月に発足した新議会による、再信任決議を受けての「市長失職劇」に端を発したものです。

昨年と言えば、10月に衆議銀選挙が実施されたばかりなので、太宰府市民はわずか3ヶ月の間に「3回」の選挙が行われることに、若干の疲れと疑問を抱いています。

このところの大寒波もあってか、期日前投票(22~27日市役所4階午前8時半から午後8時まで)の出足が鈍く、前回選挙の投票率を大きく下回る見込みです。

当然ながら、この期日前帳票率の低迷は、そのまま28日の本投票率にも、大きく反映してくるものとみられます。

さらに、太宰府市が属する福岡県は、先の衆議院選挙の小選挙区を自民党が独占した、「保守王国」であり、自民・公明の強い支持と支援を受けることになった木村氏の方が、かなり優勢になってくるものと考えられます。

また、木村氏支持者層の中には、対候補である楠田氏が先の国選挙に敗れた直後、隣接する筑紫野市から急きょ転入してきた「新参者」であり、その期間が短いため投票券すら持たない事ことを指摘。

「自分への投票さえできない方が立候補した例は、太宰府市始まって以来で過去には全くない。」

などといった、出馬への疑問の声を上げる方もおり、「希望の党」に鞍替えして臨んだ、先の衆議院選挙でも敗れた楠田氏にとっては、選挙戦における大きなマイナス材料になってくることが予想されます。

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